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奇跡の閃光。
生きていること自体が奇跡だ。
人生100年としたって、地球歴46億年に比べれば瞬きよりも短く、高性能カメラの高速シャッターでさえとらえきれないほどの閃光。
先般、渋谷の鏡面高層ビルに、都会の上空をよぎる大型旅客機の姿が映し出された。偶然の賜物。よそ見していたら、とらえることなどできなかった。
すべては、偶然の巡り合わせ、奇跡の積み重ね。
ソーダ水の中を行く貨物船を悠と見ていた午後は、とうの昔に終わっている。終わりに向けた閃光は、後戻りなどしていられない。一期一会、奇跡はひとつずつ拾っていく。