現代社会の偏屈な常識の壁を壊す3勇者。
政治も都市改造も、EVへの転換も、なかなか進まぬ現代社会。
改革が必要なことはわかっている。
だけど新しいこと始めるには力も金も根気も知恵も、変わる勇気もいる。
「変えるよりさ、今までどおりが楽なんじゃね?」
悪魔の囁きは的を射ている。
「そうだよね。敢えて苦労の道、選ばなくたっていいものね」
かくして理想は楽な道の誘惑の手に引かれ、何も変わらずずるずると、これまでのやり方を引き継いでいく。
そこに利権が絡んじゃったりするものだから、今までどおりは強固になる。
でもさ、それでいいのかい?
暮らしは窮屈になるばかりだし、地球は怒りの山火事、ストームは大型化し街も人も何もかもをリセットしようとし始めた。
さすがにこれではいかんと国家は重い腰をあげかけるも、椅子から伸びた利権の制御が腰を上げさせてくれない。
二進も三進も。
どいつもこいつも。
古今東西、かちんこちんに固まった常識の壁は、内部からの改革では壊すのに苦労が多すぎる。
壊せるのは外部からの風と言われている。
現代を時代の流れに沿わすことができる世直し勇者は
若者
よそ者
ばか者
足枷の壁をぶち壊せ!
さて、自分はどれにあてはまる?
すでに若者の域ではなくなっている。
よそ者というのもしっくりこない。
残された道はばか者一択!
ばか者ならこれまでだいぶ積み上げてきたから自信はある。
問題はばか者に期待されている壁を壊す力と頭と、飽き性だから根気が少しもないことだ。