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第二弾ロケット。

 多様性が機能するには、条件が揃わなければならないことは知ってる?
 強者の許容と弱者の踏ん張りなんだ。両者のバランスがとれて初めて共存できる。

 経済弱者を経済に組み込む工夫を。経済強者にはわかりえない労働手法の声を。

 間違えてはいけない。就いた仕事場で親身になってくれる人はいても、会社は違う。経済循環歯車の中で働く者へ伸びる庇護の手は事務的だ。

 間違えてはいけない。前職の惰性で「仕事はできるさ」と高を括ると、衰えた体力気力能力を若い世代が敏感に感じとる。「仕事できないなあ」の烙印を押される所以。

 もし仮に、の話だけど、そんな傲慢の経験堆積者がいたら、考え方の刷新が必要だね。認めてもらうまでが踏ん張りどころなんだ。過去の栄光は頂点を境に下り坂に転じていることを心得、新境地で波に乗せてもらうこと。
 手を引いてもらうのは、ちっとも恥ずかしいことじゃない。

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