『ガラスの靴と7人の小人』
「どこにも見当たらないの」シンデレラ
置いていかれたシンデレラのガラスの靴を、白雪姫の7人の小人がこっそり運んでいった。
で、献上!
「あら、素敵な靴。これ、私のじゃないわ。でも、ぴったり」白雪姫
同じグリム童話の中で、不思議な接点を持ったふたりの姫。
本のページをめくっていた現代の女の子が異変に気づいた。
「たいへん、歴史が変わっちゃう」時をかける少女
王家の血筋にいる白雪姫、裕福で物は豊か。
「でも片方だけじゃ役にたたないわ」と生涯ガラスの靴を履かなかったことを、時をかける少女はまだ知らない。