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30代40代の学習法!脳の仕組みの変化に合わせて学習方法も変化させる
加藤俊徳 著 「一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方」という本を読んだ。
「え?いつまで学生時代と同じ勉強法やってんの?」とキャラクターが喋っている表紙が印象的なこの本だ。
30代や40代50代で改めて英語や資格試験の勉強をする人は、読んでおくことで学習効率が上がること間違いないものだったので紹介していく。
人間の脳のピーク
年齢とともに物覚えが悪くなる。歳を取れば取るほどに学習の難易度が上がっていく。どうしてもっと若い頃に勉強しておかなかったんだ
と、多例にもれず自分も英語学習を始めてすぐに思った。
しかしこの本によると、大人になった今こそ勉強するのに最適な時期なのだそうだ
ではピークはどこなのか
情報を分析して理解する脳の機能は40代に成長のピークを迎え
実行力や判断力を司る能力は50代でピークを迎えるのだという。
もの覚えが悪くなっているのは脳が衰えたからではなく、仕事なので同じ部分ばかり使っていて凝り固まっているから。
むしろ年をとってからの方が物事を面白がれるのだそうだ。
若い頃のような丸暗記は難しくなる代わりに、理解した内容はしっかり残る
本書によると、年齢とともに記憶力が衰えることはなく、記憶するための脳のシステムが変化したのだそうだ。
そのことに気づいて大人の脳のシステムに沿った勉強法に変えていけばよいのだ。
では大人の脳のシステムに沿った勉強法とはどのようなものか
何かを覚えたいときは、「覚えよう」と思うより「理解しよう」と頭を働かせるのが正解
英文法にもこいつは使えて、
どの場面にこの知識を活かすのが適切かを働かせて理解しながら学ぶのが大人脳での学習方法としては正解なんだそうだ。
大人脳での効率的な学習方法とは
ではより効率的な学習方法とはどのようなものなのか
本書にはその具体例が色々と載っているのだが、中でも自分が「そりゃ確かにそうだなぁ」と思ったのがこれだ
毎日、朝の短い時間で勉強し、一日の隙間時間でこまめに復習。
寝る前に仕上げの復習をすることで記憶として定着させられる。
毎日やる理由というのももちろん本書には明記されているし、他にも効率的な学習方法は色々と書かれている。
大人脳になった今だからこそ、「勉強したい」と思える
最近になって、「学生の頃もっとまじめに勉強しておけばよかったなぁ」なんて思う人は少なくないんじゃないだろうか。
もちろん自分もそうで。なぜそう思うかというと、今になって「勉強したい」と思うことが増えたからだ
これこそが、大人脳への変化の証なのだそうだ
そして大人脳の方が分析して理解する能力は向上しているので、より勉強が楽しくなるというのだ。
学習方法はもちろん、本書により得た知識自体が学習のモチベーションにつながる
自分は今英語の勉強を始めたばかりだ。
その道のりの遠さに愕然することもあるし、学習方法も自己流なのでその方法に不安を抱えていた。
この本に出会ったことで、学習方法をより効率的なものに変えれたことはもちろんだが、学習へのモチベーションが大きく向上した。
まだまだ脳は発展途上、これからどんどん成長していくのだから勉強したいと思うものをどんどんやっていこうと思った。