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音楽世界を知る 〜寒い冬こそ読書でホッコリ編〜

実写版はたらく細胞や、新作ディズニー映画2本などなど、新作映画が目白押し。
テレビをつければ、冬の特番がズラリ。
Youtube、SNSは、クリスマス商戦で毎日更新。

なんだか目も耳も疲れちゃったな〜という方、読書をオススメします。

音楽世界で生きる人間の感性の鋭さ、鋭さゆえの脆さ、そして儚い美しさ。才能に打ちひしがれる絶望感さえ、美しい風景の一部と化してしまうような文章に浸りつつ、音楽世界や、音楽世界で生きる人間への理解を深めるきっかけにされてみてはいかがでしょうか?


「蜜蜂と遠雷」 恩田陸著
ピアノの才能に溢れた4人が参加する、国際ピアノコンクールを舞台にした長編小説です。文章から4人それぞれの感性溢れたピアノの演奏が聞こえてきそうな、そんな作品です。


「羊と鋼の森」 宮下奈都著
ピアノ調律師の物語。北海道の自然と、音楽や音の描写が繊細で美しく、物語の中に抵抗なく入りやすい作品かと思います。
あまり表に出ない調律師の仕事内容や、調律師が見て聞いて感じている世界を知ることができるのも、読みどころの一つです。


音楽経験がある方は、今回ご紹介した小説の世界観や登場人物心情にリンクすることが多いかもしれませんね。
私はコンクールの描写に、当時の緊張感が蘇ってきて冷汗が滲み出てしまいました。

皆さんは、どのような感想を感じるのでしょう?
よければ感想を教えてください。


今回も読んでいただき、ありがとうございました
楽しく演奏して、心も身体も元気で笑っていていてほしいから
オトミズモは今日も生徒さんたちの安心&安全基地、そして応援団長として
のんびりマイペースでレッスンを続けております