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一休さぁ〜ん!IKKOさぁ〜ん!

突然ですが

自主練習中の感情が、暴れん坊だったりしませんか?

自分と向き合って練習していると、次々と湧き出てくる

「なんで?どうしてできないのっ!」
とか
「あーもー、自分ダメじゃん。才能なさすぎ…」
とか
「めんどくさ…サボっちゃお」
などなど

トゲトゲした言葉や、イライラ・ドヨ〜ンなネガティブ感情

頑張ろうと思っても、とめどなく湧き出てくる後ろ向きな言葉や感情に
抗う気力さえ起きず、飲み込まれちゃうこともありますよね

レッスンだったら、すぐに先生が応援メッセージをあげられるけれど
ひとりぼっちの時は、ネガティブを払拭しようとしても難しい時がたくさん

そんな時は、一休さんとIKKOさんに助けてもらおう

はて?一休さんとは?


ここで言う一休さんとは、テレビアニメ「一休さん」の主人公で、とんちの名人
出された難題も、慌てずじっくり考えて、答えを出す小坊主さん
室町時代に実在された「一休宗純(いっきゅうそうじゅん)」がモデルになっています

そんなアニメ一休さんの名言は

「あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ」

練習が上手く進まなくてモヤモヤ〜
練習を投げ出してしまいたくなってキィィィィッ!
そんなふうに、感情が大暴れし始めた時は、一休さんの出番です

「あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ」

そう言葉を発して、一旦、何もかもリセットしよう

掃除とか買い物とか読書とか、全く別のことをしてみたり
お好みのお茶で、一服するのもオススメです

気分がスッキリしたら、また練習に戻ればいい

それでもスッキリしなかったら
いよいよIKKOさんの出番です

IKKOさんとは?


美容家・タレント・メイクアップアーティストさん
ご存知のかたが多いかと思いますが、

そのIKKOさんの有名なセリフと言えば

「どんだけー!」と「まぼろしー!」

ですよね

この二つ、使うシチュエーションはそれぞれ

例えば、どんなに対策をしてみても練習に戻る気持ちが出なかったら

「どんだけー!」

とIKKOさんのモノマネをしながら言ってみる
もちろん、ひとさし指をフリフリさせながら

瞬間、練習に戻れない罪悪感が笑いに変わって
疲れ果ててる自分に気がついたり、練習方法のマンネリ化に気がついたり
今日はもうギブアップして明日また頑張ろうって、良い意味で開き直れて
何かしら、前向きっぽい変化が出る魔法の言葉なのです

変わって、もう一方のセリフが助けになるシチュエーションとは

例えば、何度も何度も練習してるのに間違えてしまう時や
オーディションや舞台で、顔面蒼白になるくらいの行動をしてしまった時を練習中に思い出した

そんな絶望にも似た感覚にドップリ浸かってしまいそうな時は

「まぁ〜ぼぉ〜ろぉ〜しぃ〜!!」

大袈裟に伸ばしながら言ってみる

間違えを繰り返す「過去」
大事な時にウッカリやってしまった「過去」
「過去」に経験した、間違った身体の使い方の感覚や、ネガティブな気持ちを
何度も何度も繰り返し、ループして再現してしまうから
何度も間違えるし、何度も思い出して集中できなくなってしまう

この魔法の言葉は、そんな状態をリセットして、
今現在、なう、ココにいて、ココで練習していて、
「過去」の自分よりレベルアップした
「現在」のリアルな自分へとストン!と戻してくれるんです

大丈夫、大丈夫
間違えても、練習が続かなくても、それによって感情が大暴れしても
そのまんまで、大丈夫
上手に演奏できなくても、存在価値がスッ飛んでなくなるわけじゃない

消えてしまいたいなんて、思わなくていいから

感情の大暴れを制する術を
少しずつで良いから、身につけていけば良いのです

昨日より今日、ほんの1ナノメートルでも前に進めたなら、万々歳!
一歩を踏み出せた。それはもう、昨日とは違う、成長した自分だもの

一休さんとIKKOさんの言葉の威力、ぜひ感じてみてほしいので
よかったら試してみてくださいね

今回も長文になってしまったけれど
ここまで読んでいただき、ありがとうございました

楽しく演奏して、心も身体も元気で笑っていていてほしいから

オトミズモは今日も生徒さんたちの安心&安全基地
そして応援団長として
のんびりマイペースでレッスンを続けております