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金閣炎上
今日は京都金閣が炎上した日です。すなわち今の金閣は再建されたものです。最初のイラストは金閣のつもりです。
まず基本情報
金閣は足利義満が建てました
ちなみに銀閣は義政です。
残念ながら今回は足利さん達は一切出てきません。飽くまで炎上の話な為。
金閣炎上。昭和を代表する事件。
犯人は若い僧侶。動機としては厭世観という謎に満ちたもの。この謎めいた事件は様々な作家が小説化しました。
金閣寺。といえば三島由紀夫の小説が有名。 あらすじを凄くザッと、金閣程美しいものはないと言われた少年が実際の金閣をみて燃やすというもの。金閣を船と表した作品。
一方、当時の司馬遼太郎。まだ新聞社に勤めていた頃。なんと金閣炎上事件を取材し記事を書きました。
三島由紀夫と司馬遼太郎。お互いに戦後代表作家なものの直接会ったことはない様です。
三島が切腹した時、同時代作家とし司馬はコメントを求められたものの「コメントできない」と言いました。
金閣炎上事件、様々な人の複雑な思いがあったことに違いはありません。