乙女雨☔️の詩
雨はやまない 雨はやまない 雨はやまない 雨は病む 雨は病む 雨は病む
感情イコール 弱さ 感情イコール 強さ つらいこと ぜんぶぜんぶ 力にするんだ
メンヘラを アイデンティティにした人の クライマックスのコンテンツは 自殺だから 私はサバイバーとして生きて しわくちゃになって死にたい もしそれが 叶わなかったら だめな私を笑って
病んでていい できなくていい 正しくなくていい かわいくなくていい これが私 知ってもらえるだけで 救われること わかってほしい 存在させてほしい こんな私でも いつか来るその日まで さよならのその日まで
ああもうやだ ぜんぶむり 死にたい 輪郭が 曖昧になって めまいぐるぐる 世界ぐちゃぐちゃ 息がうまくできないけど ああまだ生きてるって安心する 目が覚めてぼんやり 通話履歴と不在着信 ああまだ生きてるって絶望する
かわいそうな女の子でいれば ずっとかわいそうでいられる わざと公開で泣き叫んだり わざと公開で病んでみたり それを他人にみせびらかして そんな下品な露出癖の私を 愛でる人をつなぎとめたくて 治らないように泣いてるのか 躁鬱のゆらぎの世界で へとへとになりながら いつか治ったらではなく 今日も明日も病んだまま歩く
心の病気を カミングアウトして やっていくというのは もし私が変なことをしたら 「やっぱりメンヘラは」 っていわれちゃうよね だからもっともっと しっかりしなきゃね 病んでどうしようもなく 泣いて泣いて 痛々しいまま 生きるから
仲間はずれも 無視もいじめも 大人になったら 大丈夫だって そう思ってた もうだめできない でもがんばりたい 泣いて薬 泣いて薬 心が痛くて 人が怖くて 泣いて薬 泣いて薬
普通の人は痛くないのに 私にとっては激痛で 感じやすく濡れやすい 私はよく 泣くんだけど きっと泣くのが好き きっとこの不安定な 心のゆらぎに安心している 情けなくて醜い未熟な心を 弱く儚く演出する自己愛 いつだって治せる もしかしたらもう 治っているのかもしれない
アバターで 笑って 心で 泣いて こんなふうに 笑えなくても いいかな
メンタル弱い人はだめなのか 強くないと何もできないのか 精神疾患じゃ作れないのか 誹謗中傷が 普通になって どんどん心を 麻痺させたくない 私はこの 痛がりな心のまま 生きていたいの 私はこの痛い痛い 傷をえぐられる激痛を 感じられる人でいたいの
永遠の 思春期反抗期 いつもひとりだよね うるさいなって思う つるまない 媚びなくていい 誘われなくていい うるさいうるさい わかってくれない 人は数でしか人を見ない 比べないで比べないで これが永遠の 思春期反抗期
傷は私のアイデンティティ 私の心には もう穴があいてるから 傷や汚れありの不良品 もらっても もらっても 愛がこぼれてゆく 泣いても 泣いても 涙がこぼれてゆく むせるほどの嗚咽 息ができなくなるまで 震えて朦朧とするまで
地雷も メンヘラも 大嫌いな言葉 死にたいは 生きたいなんだよ みじめで 情けなくて かっこ悪くて 醜い私の心 痛いよ❤️🩹 痛いよ❤️🩹 痛いよ❤️🩹
女の子がこわい 女の子がこわい 女の子がこわい 生きてるか死んでるか 悪夢なのか現実なのか わからないまま 心を精神薬で 麻痺させるだけ グロテスクなリアルに モザイクをかけるだけ