#19絵を描く。 トリ三昧
凸凹発達の息子8歳。
言葉の壁が厚い彼にとって、絵を描くことは、表現ツールの1つになっています。
毎日A4コピー用紙にせっせとしたためる絵の数々。
今回は、鳥好きな息子の『トリ三昧』作品展の開催です。(先週描いた分だけですが)
小2の三学期現在は、鳥にハマっている息子です。
昨年は、フクロウなどのおとなしい動きの鳥が好きなようでしたが、
今はカラフルなトリを描く事が面白い様子です。
私の個人的なお気に入りは、
イグアナとカメレオンです。
どちらがどちらか見分けも付きやすく
うまい具合に特徴を捉えて丁度よい塩梅にデフォルメが掛かっています。
また、鳥の描き方が面白いですね。
動物園の鳥たちは、とまり木に止まっている事が多いから、正面を向いた描き方なのか?
ちゃんと記憶して描いているのなら、それもまたスゴイなぁと
まあ、親ですからウマやシカ(馬鹿)のごとく感心するあまりです。
次は、絵の具作品になります。
作品①
息子の解説
「オニオオハシ、ナマケモノ、ルリコンゴウインコ、コンゴウインコ、ミドリインコ、チョウ、ニホンザル、カエル、トカゲ、ヤシの木はジャングル」
だそうです。
トカゲとカエルとニホンザルがうまい具合に擬態してカムフラージュされています。
作品②
こちらは、ハサミでチョキチョキ。
いつの間にやら壁に貼り付けていました。
遠くから見るとジャングル気分を味わえるウォールステッカーのようです。
息子「コンゴウインコ好きだねぇ。
あとね。花も好きだー!」
8歳にして、花鳥風月の美しさを愛でるとは渋いです。
が、しかし…
数日後には破いてしまいました。
花は散り鳥去りし静かな窓辺。
早すぎる諸行無常。
今は亡き幻のステッカーを偲び、我思う。
写真撮っておいてよかったぁ〜
作品③
作品②のトリ亡き 今。
放課後等デイサービス帰宅後早々に、
息子「絵の具する!インコ描く。
カラフル好きだねぇ。」
と言いながら、黙々と書き続けました。
それから、一羽描き終えるとチョキチョキ。
その後、台所に来て
息子「出来たー」
私 「やったね〜あとで見せてね」
息子「かあちゃ〜ん。乗る。」
と言いながら、私を屈ませようとします。
私 「!?」
一瞬おんぶかと思って構えた私。
おんぶ魔だった息子。
もう随分大きくなったので、おんぶしたら腰がめげます。
しかし、おんぶの「乗る」ではなかったようで…。
最近は、おんぶの要求はなくなったのに、長年に渡り身体に染み付いた反射はなかなか抜けませんね。
じゃあ、「乗る」ってなんだ??
と思っていると…
私の肩に、小さなカラフルインコを乗せてくれました。
なんと。
『肩乗りインコ』だったわけです。
完成する度乗せに来てくれ、
全部で七羽も肩に乗せた私は、
鳥の楽園に居るような、ちょっぴりメルヘンな気分を楽しめました。
作品④
クジャク抱っこを夢見る息子。
さすがに、クジャクを抱っこさせてくれるような施設はありません。(多分…)
どうにか触りたい!と
考えたのか始まりました〜描いたクジャクをチョキチョキ。
教えたわけではありませんが、おもしろい発想です。
形に沿って切られたトリで触れ合い気分を味わえるというわけですな。
大事そうに腕に抱えて
息子「イイコ、イイコ」
と言いながらナデナデ。
まるで青い鳥でも見つけたかのようにニコニコしています。
幼児期には想像も出来なかった息子の姿に、成長を感じずにはいられません。
それにしても、トリの向き…
正面、右向き、左向き と描く様子は、
平面ではなくて3D的に頭の中にインプットされているのかい!?
確認する術がないから実際の所は知る由もないけれど。
息子の頭の構造をのぞき見たいと思った次第です。
ではでは。
その他のトリの話しです。よろしければどうぞ。