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#22絵を描く。 テレビのコマ送りからの副産物なのか!?
凸凹発達の息子8歳。
言葉の壁が厚い彼にとって、絵を描くことは、表現ツールの1つになっています。
毎日A4コピー用紙にせっせとしたためる絵の数々。
前回の続きで、
テレビの見方からの副産物なのか!?的なお話しです。
【前編】
TVの見方が理解不能で、なんとも独特な楽しみ方をしていた息子と振り回される私の話しはコチラ↓
1.発達凸凹息子とテレビ番組など → #21にて
2.独特なテレビの見方 → #21 にて
3.コレに繋がってる!?と感覚的にそう思ったコト ←✳今回はコチラ✳
3.コレに繋がってる!?と感覚的にそう思ったコト
◎映像は、絵(フレーム)が沢山集まって動いて見えることに気が付いていたのでは!?
なぜそう思ったのか。理由は2つ。
①見たい画像へのこだわりが機微な違いであった様子
②コマ割りの絵を描き始めた
①
3秒に1度のコマ送り風再生をしていたのは前回記載した通りですが。
それよりももっと短く【再生→静止→戻す】を繰り返して、こだわりの瞬間で一時停止をしていた息子。
1秒にも満たない瞬間でも、
こだわりとズレたら絵が変わってしまうので、機微な誤差も許さずカチャカチャとリモコン操作をしている時期がありました。
ちなみにお気に入りのシーンは、
落ちる瞬間や追い掛けられて逃げるようなトラブルシーンです。
『トラブルシーンは何が起こっているのかがわかりやすい』らしく、
物語を追えない息子なりの楽しみ方だったように思います。
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by.息子8才
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②
コマ送り風再生をしたことにより、
副産物として得たであろうもの
それは『コマ割り』で絵を描く事です。
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8歳になった頃から、四角い枠の中に絵を入れて描くことがしばしば。
物語の流れを一切追うことのなかった息子が、
なんとなく 内容があるようなコマ割りの絵をA4コピー用紙に納まるように小さく細かく描いていきます。
絵を見ると映像のワンシーンに主役となる動物なりキャラクターなり物なりが描かれています。
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by.息子8才
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by.息子8才
漫画を描いているんだなぁ
と思っていた私。
あれ。
漫画は読ませたことないなぁ…
しかも、物語を紡いでいる様子ではなくカットシーンの連続っぽい…
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毎度一時停止を掛けて、絵画のようにモニターを眺めていた小さな息子。
いつしか、 A4コピー用紙の中に
【コマ送り風再生】に【絵を描く】が結び付き、【独特な世界観】が絡み合って表現されたものなのでしょう。
うん。やっぱり、テレビのコマ送り風再生の副産物だね…と思えた次第です。
ではでは。
あ。
ちなみに現在8歳時点でのテレビの見方は…
この半年以上テレビを点けませんでした。
全くもって見たくない時期だったようです。
でも、最近はポケモンに少し興味がある様子だったのでアニメを録画してみました。
いつも通りのコマ送り風再生かな〜と
観察していたら、
なんと!!!!
ちゃんとお話が流れるように再生されているではないですか〜
しかも、番組に
息子「コラー!ダメでしょ!」
「あー!危ない!迷惑ですぅ」
「ダメ! いけませんよ」‥
とツッコミを入れながら最後までお話を見きりました。
内容を楽しみながら鑑賞出来ているようすに、
ジャックされていた我が家のテレビモニターが、ついに本来の機能を取り戻したぞ!
と家族は安堵します。
ハードワークをさせられツルツルになったリモコンも、
ブラックな働き方から開放され安堵している事でしょう。
コマ送り風再生ブームが再来しないこと願いつつ、
長きに渡るテレビ戦記に終止符が打てそうな気配を春の足音とともに感じている
今日この頃でした。
今度こそ。 ではでは。
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