ドライフラワーに向く花向かない花①(作り方の続き)
ドライフラワー
訳すと
乾燥花
つまりは水分が抜けた花。
水につけずに干せば絶対水分が抜けていきますよね。
なので、ドライフラワーにならない花ってないんです。
が、これを言ったら終わりです😇
じゃあ何で分けてるのか。
使いやすいか使いにくいか。
可愛いか可愛くないか。
ここです。笑笑
例えばガーベラ。前の記事ではハンギングには向かないと書きました。
『え、でも水分が抜ければいいならばハンギングでも抜けるよね?』となりますよね。
乾けばいいんですもの。
じゃあなんで、前記事でガーベラは向かないと記載したのか。
ハンギングは全体的に縮まります。
ガーベラをハンギングで作ると
まず花びらが縮まります。それはそれは信じられないくらいキューっと。そして接合部分も当然細いのでポロポロと取れてしまいます。
じゃあステム(茎)は?
生花を手にとったことがある方は分かるとも思いますが、柔らかい。いかにも水分たっぷり!というステムです。
これから水分を取り除いたらどうなるでしょうか。
殆ど水分のステムです。
細い‥細すぎる😇と言った姿になります
細ければ当然折れやすいですし使いづらいですよね?ポロポロと花びらが取れて折れやすい花。
可愛いですか‥?
可愛くないですよね( ; ; )
だから不向きという事になります。
つまり、『姿が可愛いか可愛くないか』←ここです。
けれどシリカゲルであれば、姿が可愛く作成が可能です。
これでハンギングとシリカゲルを分けています。
嘘だろーと思う方、ガーベラを一度ハンギングしてみてください。きっとわかります😇
もっと言えば水分の多いお花は、水分を抜くのに時間がかかります。
早く乾かす。このポイントも逃すことになりますし、乾かしている最中にカビが生えるリスクも高まります。
向きませんよね‥
だったら、乾燥するための乾燥材(シリカゲル)を使ってローリスクでやろうとなりますよね‥
これ以上書くと恐ろしい文字数になりますので、
水分の多いステム(柔らかいステム)、花びらが柔らかい花はシリカゲルと考えてください。
(ちなみにスイートピーは花びらが柔らかいですが、ハンギングで可能です。ただ花はかなり縮まります。)
じゃあドライに出来る出来ないは?
最初に書きました通り水分が飛んだ花がドライフラワーです。
つまり出来ないというものはないんです。
が何で分けるのか
『使いやすいか使いにくいか』『束ねられるぐらいの耐久性があるか』『綺麗か綺麗じゃないか』←ここです。
※ここから先は私個人的な意見も多々含まれておりますがお許しください💦
近年はブームに乗ってなんでも干してドライにして販売しているところもあります。
従来のドライ屋さんが作らないものを作って特別感をだしているのを見たこともあります。
うちもそうですが、乾燥機や乾燥室というものがあればなんでもできるんです。
が、使いにくいんじゃまったく意味がありません‥。
作らない花って殆どは使いにくい花なんです。
作れないんじゃなくて作らないんです。
使いにくい花を販売して、ユーザーさんが手に取り『ドライってこんなもんか』っていうマイナスイメージを持って欲しくないんです。
ドライフラワーが大好きだからこそ。
ちょっとめんどくさい性格が出てしまいましたが‥
ドライの世界ってブームに乗ろう!だけじゃなかなか生き残れない深い世界でもあるのです。。。
少しでも伝われば嬉しく思います‥
次回は何にしようかな。
まだまだ書きたいことがたくさんあります☺️