第71話【マスメディアの報道姿勢】亡き父へのラブレター
【マスメディアの報道姿勢】
パパ。明けましておめでとうございます。
年末は熱を出して寝込んでいました。
2024年元旦。新しい年はきっと明るい年に……願っていました。
明るい話題でパパに挨拶したいと……
しかし。
1日は、石川県能登地方にて地震が起き。
2日は。日本航空機と海上保安庁機の事故。
ショックが重なった中、更に絶望的な気持ちになったのは。
「2024年1月2日に東京国際空港で発生した航空機事故に関する緊急声明」
↑
JALの声明
https://jfas-sky.jp/2024%e5%b9%b41%e6%9c%882%e6%97%a5%e3%81%ab%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e5%9b%bd%e9%9a%9b%e7%a9%ba%e6%b8%af%e3%81%a7%e7%99%ba%e7%94%9f%e3%81%97%e3%81%9f%e8%88%aa%e7%a9%ba%e6%a9%9f%e4%ba%8b%e6%95%85/
https://photos.app.goo.gl/HRXyyoDDeicA4oUM6
注)(意訳)
警察から、取り調べの内容がどんどんマスメディアに流れている……
声明を出さざるを得なかったのはマスメディアの報道姿勢?
多くの専門家が、飛行機事故は、一つの要因だけでなく、複合的な要因が重なって起きると指摘しています。
誰かを悪者にしないと気がすまないメディア。
海保の機長さんが可哀想……現役のパイロットたちのほとんど。一般人も。
「あなたの味方です」
と伝えたいです。
JALの記者会見。国内メディア(特に新聞社)はひたすらアラ探し、犯人探しに執着。
あまりの意地悪さと上から目線に、気分が悪くなり見るのを辞めてしまいました……
乗客は全員脱出できたのに。
「アナウンスに不備があったらしいですね?(どう責任取るつもり?)」
などと詰め寄る。
海外メディアは、JALの乗組員の迅速で適切な救助を称賛しているのに……
記者会見にて、執拗に機長の個人情報を聞き出そうする国内メディア。
「とにかく言質を引き出し、一刻も早く責任者を糾弾する記事を書きたい」
という姿しか見て取れなかった。
去年から、マスメディアへの不信感が募る一方だったのが「絶望」
に。落ちる所まで落ちました。
今は。
地震にて亡くなられた方にお悔やみを申し上げ。
避難されている方々。怪我をされた方。ご遺族。に心を寄せ。
JALの乗客、乗員の皆様の無事を喜び。
海上保安庁の乗組員の皆様にお悔やみを。機長さんの怪我の回復をお祈りしたいです。
2024年も悲しい報告からの手紙になってしまいました。
ごめんなさいねパパ……