Spoon 声劇企画
日本匙魔法学園
みな㊲さんの作品には大事なメッセージが溢れている。
Spoon声劇企画「 日本匙魔法学園 」
このたび二学期に関わらせていただいたことで、ひとつ夢が叶いました。
壮大な魅力溢れる作品に今夏オーディションから参加できたことは、私にとって大きな一歩をもらえた感覚でした。
入学説明会
台本をいただき最初から最後まで読み終えた時、大きなショックを受けて泣いて何日か放心状態でいました。
今まで胸の中にしまっていたのですが、内容が私にとって胸がかなり苦しくなるほど刺さるところが数々ありました。
同時に大きく感動して身が引き締まりました。
本気で真剣に向き合いたい!と。
登場人物達は心の奥に抱えた闇と光の複雑な気持ちが混ざりながら1人1人必死に生きている。
だからこその「みんなちがって、みんないい」
「人の良いところは自分からは見えやすい」
個人的な話
企画に参加することが怖かったです。
周りの人達を振り回してしまった罪の意識から、企画に参加することに引け目を感じていて怯える気持ちもあり自信もありませんでした。
いつからか色々諦めモードで自分が何に喜ぶかさえ分かりませんでした。
気になるCASTや企画があったらリスナーとして聴いて満足なSpoon生活でした。
そんな時に出会ったマホガク。
S24Hの四季の精霊王編公演の最後、演者募集の告知を聴いた時に私もマホガクに携わりたい!!!と強く湧き上がった感情。
みなちゃんが創る世界観に心が大きく反応したんです。
いざ募集が始まると応募するためのリプに書く自分自身の言葉が表現できずメモ帳に言葉を書いては消しを繰り返し、迷ったまま勇気がなかなか出せませんでした。
応募するキッカケは自枠にみなちゃんが遊びに来てくれたことからでした。
音兎葉ちゃんが幸せになる魔法!と、みなちゃんからもらった言葉が何よりも嬉しかった。おいでー!と両手を広げてくれたように見えて、まさにみなちゃんは魔法を私にかけてくれました。
例え落ちても応募することが大事だと挑戦する心になれました。凄く大きな変化でした。
リプに書いた内容は私の心からの願いで、合格のメッセージが届いた時、嬉しくて嬉しくて泣きました。
入学式と説明会を終えてから日常の何かに触れるとマホガクの内容に繋がっていました。
みなちゃんとまいごさんとはお話できたのですが、演者の皆とは話す勇気が出なくて、楽しそうでいいなっていつも眺めていました。
マホガクの皆が自己紹介をしていても、どんな風に書こうか気負ってしまい一言も書けなかったことが心残りです。
春日姫に向き合いながら、サーバーで見る皆の文字。
和気あいあいとしているところを見ると文字から笑顔を想像してニマニマすることも日常になっていきました。
全体の読み合わせの時は参加できなかったのですが、みなちゃんと読み合わせ出来ることになって作品や春日姫について話すなかで私も皆と仲良くなりたいってこぼしたら、皆に呼びかけてくれて。輪に入れてもらえて。
気さくに話しかけてもらえるのが本当に嬉しくてあたたかくて。私も仲間になっていいのかなって、もっと仲良くなりたいって思えました。
演技については、常に不安が付きまとってました。
よし!これだ!!と納得して発言していた春日姫のセリフでしたが、お腹から声が張れていなかったり自信の無さや怯える気持ちがセリフに滲み出てしまっているなと自分で思いました。
演じさせていただいた春日姫は謎な面があり、深掘りが合っていたところはあったものの、神話の起源や伝承をネットや図書館で色々調べたりしても納得する考察にたどり着けず、名跡を継ぐ者の意味をずっと考えています。
色々な神社に行ったり歌舞伎、ミュージカル、ファンタジー作品などを観ながらマホガクについて考察することがとても楽しかったです。
そして浦安魔法生物学院に春日姫が登場して、ますます謎が深まりました。
ウラガクでの春日姫はマホガクの春日姫の御先祖様なのか、それとも…?
もっと春日姫について知りたい!
マホガクについて知りたい!深めたい!
と今も思っています。
イメージしてセリフを書いてくださったとはいえ、春日姫は春日姫で私自身ではない。
日常でもふと、春日姫だとこういう時どうするんだろう?どんな仕草をするかな…言葉づかいは…と思い浮かべることがあるくらい、私の中に春日姫が居ます。
一国の姫とは。名跡を継ぐ者とは。人への本当の優しさとは。本当の明るさとは。どういうことが浄化や癒やしになるのか。と今も考える時間があります。
X ( Twitter )にてありがとうございました。と一旦お伝えしましたが、本を閉じても読んだ人の心の中で登場人物は生きつづけるように、私の心の中でも春日姫はずっとずっと生きます。
終わることなく、この先も春日姫と一緒に、頂いた名に責任を持ちながら年齢をいくつ重ねても成長する意識を抱き、時に力を抜きながら自身の更新をしていける人になれたらいいなと思います。
想いを色々と語りましたが、みなちゃんの作品に出会えて心からよかったです。
皆でどんちゃん騒ぎ出来て嬉しかったー!
本当にありがとうございました。
関わった全ての人に、めいいっぱいの感謝を込めて。
2023年
日本匙魔法学園 春日姫役 音兎葉
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