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夢の跡に

光に目を覚まし
窓を開ける

昨晩の雨か
朝露に濡れたのか
かすかに香る土の香り

夢の余韻が
胸に漂ったまま

よりそう花のように
消えないでそこにある

現実と夢の間

朝の風の中で
小さく揺れていた

朝と夜の間の
静かな時間が好き
この曲はやっぱり夜かな?


写真 しま様