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イラストと見返しの大切さ

描きたいものはたくさんあるのに画力が追い付かなくてボツになる!!
…ということを繰り返している者です。
今に始まったことではないので特別落ち込むことはないのですが、いろんな方のnoteを拝読する内に、分かってきたことが一つ…

み、みんな仕上げた作品の見返しちゃんとしてるぅ~~~!!!!

「当たり前やろ」と言われるとそれはもうお恥ずかしい限りなのですが、私の場合描いた後、2,3度見返してよーし次描きたいもの描くぞー!!となってました。

ところがどうでしょう。
noteにイラスト掲載している方や編集部に漫画持ち込みしている方々は、「良い点」と「改善点」まで詳細に分析しているではありませんか!!

特に「良い点」をきちんと見ているのがすごいなーと思いまして。

「改善点」「悪かった点」「誤魔化した点」を見るのは大事だとわかっていたし、もう少し真面目にやるべきやんなーと思っていたのですが、「良い点」まできちんと把握なさっている…!

「良い点」はなかなか自分自身で評価や振り返りが難しい点なので、やはり本気の方々は目の付け所が違うぜ…!!


ということでちょっとやってみます。
例えばこちらの絵。

あけましておめでとうございます。

【良かった点】
・髪の情報量が増やせた
これまで「ぼかしは禁忌」とか思ってたのですが世の中「ぼかしは基本の一手」と知ったのでちょっと採用。明暗の差が出て良かったのではないかと思います。あと「情報量追加ブラシ」でちょちょっとお化粧。
やはり情報量が増えると一段階上がる気がしますね。ブラシ制作者様に感謝。

【改善点】
・中心がずれてる
特に前髪が顕著ですが「下書きをしっかりやってない」、「全体を見れていない」のが要因かと。「全体を見る」は新しく学んだスキルなので、これからちゃんと使用していきたいところ。

・蛇の体が変
これも「下書きをちゃんとやってない」の弊害。どんならくがきでも等身が低いイラストでも、基礎の基礎、土台がしっかりしていないと後工程に進むほど修正が難しくなるので、普段から「下書きはしっかりとる」のを意識するようにしよう。

・毛先が固い
私は ラフ→下書き→線画→着彩 の手順でやってますが、この「線画」に惑わされて絵が固くなってしまうのが最近の悩み。特に今回のような色が薄い髪なんかはおくれ毛の追加が難しいので…どうしよう、改善方法が分からん。

・背景を描け
本当にコレ!!「背景は物語」なので、ちゃんと描かないと伝えたいイメージや情景がわかない!!
こればっかりは知識と練習なので、実用書を元に学びます…。難しいよぉ。

・リムライト忘れた
今気づきました…。
これも「仕上げ前に全体チェックをしてない」のがいけない!
忘れるのを忘れるほど癖にしたい!

お、おぉ…見事に【改善点】ばかり…!
つまり伸びしろの塊…!(ポジティブ)
これまでざっとみて「次コレ試してみーよう♪」とか気楽に見てましたが詳細に分析すると気づきがあって逆に楽しかったです。
絵を描く上で「分析」まで含めて作業にしていこう!


あとは編集者さんやお友達など、第三者からのアドバイスを受けることもやはり大事だと再認識。
自分で思ってた感覚と違う感覚を知れるというのは貴重だなと思い直しました。
友達がいないぼっち勢にはハードルが高い方法ですが、なんか何とかなったらいいな?

絵を描くことに情熱を捧げる方々の行動力を見て、私ももうちょっと真面目に自分がかいたものに向き合っていきたいな、と思った次第なのでした。


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はづき
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