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プロとアマの違いとは。

『ベイクオフ・ジャパン』がおもしろい。

アマチュアのお菓子作り名人が、さまざまなテーマで腕を競いあう料理対決番組。イギリスの人気番組のリメイク版だそうだ。

観ながら思ったのは、キーワードは時間だな、と。誰もに等しく与えられた時間という制限が、プロとアマを隔てる大きなポイントだとわかった。

たとえば、パンの生地は、その日の温度や湿度によって発酵の具合いが変化する。昨日と同じ状態にするためには、今日のやり方を変えなければならない。ベイカーたち(参加者のこと)は、生地の状態を目や手で確かめながら少しずつすすめたい。でも制限時間があるのでそうもいかない。的確に、素早く作業をしていくためには、今までの経験値やセンスが必要になるというわけだ。

文字で読むと、まぁそうだよね、なのだが、いやこれ、本当に難しい。ベイカーたちの「時間が足りなくて」「時間がもっとあれば」の言葉に、わかるわかるー!と毎回頭がふり切れんばかりにうんうんと頷いて観ている。

きっと時間制限がなければ、彼らはもっと素晴らしいお菓子を作れるだろう。ていねいに時間をかければ、プロ顔負けのお菓子を完成させるかもしれない。

でも、時間は無限ではなく有限なのだ。だからプロは、納得できるものを追求するのと同時に、一定のクオリティのものを一定の時間内に確実に提供していくことを求められる。これができるからプロなのだ、とあらためて思った。


わたしも同じで、もっと時間があれば、時間がないから、という言葉を何度も心のなかで繰り返してきた。この note でさえ、昨日からずっと何度も書き直している。それで、この仕上がりって、ね。

時間は無限ではない。そのことを心に刻み、制限時間内にアウトプットしていくクセを磨いていきたいと思う。

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紅茶にコンデンスミルクを入れると、マレーシアで人気の「テタレ teh tarik」になります。甘く、まろやかな風味で、肩の力がふぅと抜けます。



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