10年来の推し、白尾隆氏のリサイタルについての想いを書きたいと思う。 そしてこの記事は狂ったファン (当ホール副館長) が主催している「推しのコンサート」の宣伝であることを先にお伝えしておかねばならない。 白尾隆フルートリサイタル配信【音降りそそぐ武蔵ホール】 | オンライン (teket.jp) 「推しが境地に?マジ?」 白尾氏は大学時代の私のフルートの師匠である。 それはもうこてんぱんに怒られたし、涙と鼻水垂らしながらレッスンを受けたりしたものだ。 レッスンが終わ
配信ユニット武蔵ホール進藤組の、主にスイッチング(いっぱいあるカメラ映像の中から今どの画を使うか選ぶ)を担当しているたかぎいずみです。 先日の配信、わたしにとって面白い気づきが沢山ありましたので、反省や学びのメモとしてこちらに残しておこうと思います。 有観客での配信コンサートこれがまず今までの配信コンサートとは大きく違っていました。 実験的に今回は観覧席を設けてみたのです。 一体どんな変化があるのかなぁ、なんて悠長にかまえていたら開始早々音のパンチをくらいました。何が
最近、湿気が増してきてピアノのご機嫌がすこぶる悪い。 木でできた楽器と言うのは、湿気を吸って膨らんだりするもんだから当然であるが。 「いずみさ~ん、今日ホール居る~?」 作曲家の笠松さんは、ホールのあるここ武蔵藤沢が地元であるので、時折こうして立ち寄ってくれるのだ。 食い意地の張った私は、食通でもある笠松さんとは美味しいものの情報を交換する仲なのである。 その日は、地元のお茶畑で茶摘み体験をし、製茶した茶葉を差し入れしてくださった。なんと手揉みだ。 無農薬で作ることに挑
■【整体指導者×フルート奏者×万屋】全員足袋のへんてこトリオTABITO結成!本日も文章を書かせていただいております、武蔵ホールの万屋(よろず屋)こと高城いずみです。フルート奏者としての活動から始まり、あれよあれよと副館長になった後は、好奇心と多趣味を糧に 写真撮影・動画編集・プロデュースから企画運営まで、どうやら万屋に転職したようです。 さて、今回の「金曜コンサートおとふるよるに」は何だかヘンテコな人たちが演奏します。 好奇心の塊の私は、数年前 たまたま手に取った本がき
■フルートリサイタルでの謎のグッズ「ケほどのマ」ピンバッジ販売意味が分からない…ケほどのマってなんやねん。 散々色んな人から聞かれてるのに、ご説明が遅くなりました。正しくは『毛ほどの間』と書きます。 白尾氏のリサイタル開催にあたり、なにか白尾さんらしいモチーフはないかしらと思案していたところ、大学時代に散々言われた秘密のスパイス「毛ほどの間」を思いついたのです。それをそのままユーモアに包んでグッズにしてしまいました。(白尾さん渋々公認グッズ) ※画像はプログラム制作に使う「
■はじめにこの記事では「なんでまたプログラムが2,000円もするコンサートをやろうと思ったの?」にお答えすべく武蔵ホール副館長の高城が日々なんとなく思ってることや、企画者としてニヤニヤと目論んでいることなどを綴っています。 ■「白尾隆 独奏リサイタル」主催者の紹介 【 武蔵ホールふくかんちょー : 高城 いずみ 】 埼玉県飯能市出身。片道2kmの田舎道をリコーダーを吹きながら小学校に通う。中学校で吹奏楽部入学をきっかけにフルートを始め、楽譜もたいして読めぬまま気合で武蔵野
非常に嬉しいことがあったので書かせてください。 サックス奏者の赤木俊祐さんが、ご自身のYouTubeラジオで、武蔵ホールでの配信について語ってくださいました。 YouTubeライブ配信のときにも、ここnoteでの雑談配信のときにも、赤木さんはすぐにフォローしてくださって、それだけでなくこのように発信してくださるなんて、ホールの建物自体が小躍りしてしまうほど嬉しいです。 赤木さんのラジオはこの回でもう30回を数えます。上に書いた通りサックス奏者でいらっしゃって、音楽につい
こんにちは。総合プロデューサーの進藤です。 先日の「副音声雑談」は聞いてくださいましたでしょうか。その中で司会のようなことをやらせていただきました。総合プロデューサーの進藤です。 ぼくは普段はデザインの仕事をしています。武蔵ホールとはひょんなことから関係ができて、現在はいわゆる「中の人」としてもすこし関わらせてもらっています。 「ひょなんこと」はいつか機会があればお話しするかも知れません。が、別に大してドラマチックなことがあったわけではありませんので、お話ししないかも知
ようこそいらっしゃいました。 武蔵ホールで2020年8月22日に行われたライブ配信の映像を見ながら、出演者と企画者が振り返りトークをするという副音声ムービーの配信です。 フルート下払桐子さんとピアノの森亮平さん、そして武蔵ホール副館長、小山いずみと、ライブ配信のプロデューサということになっている進藤一茂の4人が、ライブ映像を見ながら雑談した音声を収録しました。 映像は、ライブ配信をしたときの演奏シーンです。そこに、雑談の音声がかぶさっています。ときおり、本人たちの顔が
初めましての方ははじめまして! すでにご存じの方はあらためまして、こんにちは! 武蔵ホールでnoteをはじめました。これは最初の投稿です。 武蔵ホールは、埼玉県入間市にある小さな音楽ホールです。 「音降りそそぐ 武蔵ホール」という合い言葉でやっております。 その言葉通り、吹き抜けのように高い天井から音がきらきらと降ってくるような音楽体験ができる、小さいながらもとても響きの良いホールです。音楽を演奏すること、そしてそれを聴くことを、とても大切に思っています。 ところで、