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私が大学に行く理由

このタイトルを見てnoteを開いてくれた人はどんな内容を期待しただろう?
質の高い学びを得るため、やりたいことを追求するため、学歴のカードを手に入れるため、いい人生のため…?

期待はずれでごめんなさい。全部違います。

楽しく普通の学生生活を送ってみんなと一緒に卒業式に出るため

なんてくそしょーもない理由なんだと思ったことだろう。でも大学の合格通知を手にした瞬間から私の目標はずっと変わっていない。

私は高校の卒業式に出れていない。
私的にこの事実は21年生きてきた中で1番の汚点だ。
6年通った学校だった。卒業式に出たかったし記念写真も撮ったりしたかった。

人生のレールから大幅な脱線をしたのは高校2年生のとき。でもそれまでの学校という狭い世界の中で本気で楽しかった思い出もほぼない。

人見知りで引っ込み思案だった小学生時代は図書室が1番落ち着く場所だった。

中学校に入ると色々なステータスによって自分の居場所が決まっていくようになった。人見知りは相変わらずだったが、幸いにも学校行事を乗り越えるスキルは少し持ち合わせていた。合唱祭の伴奏をできる程度にはピアノが弾けて、体育祭ではリレーの選手に毎年なれた。体育祭終わりの集合写真だけは真ん中で写ってた。

一番みんなに都合よく使ってもらえたのは英語だった。これが後に仇となるのだが、誰かの役に立たないと自分には価値がないってずっと思っていた。あの頃の自分はいつ「ノート見せて」って言われてもいいように英語の宿題だけはいつも完璧にやっていた。

頼られると使われるを多分勘違いしてた。でもそれで全然良かった。ひとりになるよりはどっかのグループに置いててほしかった。

大学では別になんにもできなくても一緒に授業を受けて食堂で一緒にご飯を食べる友達がいる。誰かの役に立ち続けなくても離れていかない。空回って落ち込んでみんなに迷惑かけても一緒にやり直してくれる人が周りにいるのはありがたいことだ。ひとりぼっちになることがないからひとりでいることが怖くなくなった。

何かできないと存在意義がないと思っていた。役に立たないとって空回って、高校時代は結果的にそれが周りをイラつかせたのかもしれない。私が悪かった。私の考えが幼なすぎた。

私は大学で周りにいてくれるみんなが本当に大好きだ。先輩も後輩ももちろん同期も。だからちゃんとみんなと一緒に卒業式が出たい。

自分にちゃんと区切りをつけて社会人という新たなステージに飛び込みたい。4年間過ごした大好きな人達と2024年3月15日を迎えたい。

ちなみに…
こんなくそしょーもない理由で大学行ってんのかよって呆れる人もいるかもしれないが勉強はちゃんとしてる。(一応)

いい感じの締めの言葉が思いつかなかった笑
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
ではまた👋



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