2024/9/28(土)BUMP OF CHICKEN京セラドーム公演「Sphery Rendezvous」ライブレポート(非公式)
はじめましての方も、そうじゃない方も、どうも、小池宮音です。
普段は小さな事務所で事務員をやりつつ、所属する音楽隊でフルートとピッコロを吹いて、物語も書いてるモノカキです。
多才だなんてそんな……一度しかない人生を謳歌しているだけです(黙)
えー、久々にnoteに触れたのはですね、先日行われた『BUMP OF CHICKEN TOUR 2024Sphery Rendezvous』の京セラドーム公演(1日目9/28(土))のライブレポートを書き起こしたいと思いまして、筆を執った次第であります。
個人的にBUMPのライブに行くのは2017年『PATHFINDER』以来、実に7年ぶりです。しかもドーム公演は初参戦。ドッキドキでした。
9/4にアルバムリリースがあり、それに伴いドーム公演が開催となったBUMP。アルバムは毎回購入していて、今回は特典としてチケットの抽選券が付いてきました。「ダメもとで応募してみるかー」って感じで京セラドーム公演に応募しましたが、落選。なんか悔しくて、イープラスで京セラドームとみずほPayPayドームに応募してみるも、4回応募して全部落選。もう無理か、と思いながらもローチケに願いを託すこと初回。見事2公演当たりました。もちろん第1希望のアリーナS席は外れましたが、京セラドームは第3希望のスタンドA注釈付指定席、PayPayドームは第2希望のスタンドA指定席が当選しました。もちろん即刻入金。迷いはありませんでした。
当たったのはうれしかったのですが、はて京セラドームの注釈付指定席とはなんぞや? と、自分で応募しといて首を傾げました。
調べてみると↓
見えにくいのか……と少し怖かったですねぇ。実際席に行ってみると確かに前にドーンと大きな機材があって、メインステージは見えにくかったです。
詳しいことはのちほど……
さぁ、知りたい情報の部分だけクリックして読むのもよし、スクロールして全文読むのもよし、お好きなスタイルで一緒にBUMPに会いに行きましょう!
※セトリなどネタバレあります。
※激長です。全部で約7,800字あります。興味ない部分は全然すっ飛ばしてください。
●移動は新幹線こだま号
当方、広島県民でありまして、交通費をなるたけ抑えたかったので、『行こっか!こだま』という新幹線のお得な片道プランのチケットで行きました。新幹線のお供は音楽(もちろんBUMP)と活字。
●まずは物販から
混雑緩和の為に当日のグッズ販売はLINEアプリを利用した物販整理券の申込が必要となっており、ライブ5日前に物販の予約抽選会がありました。10時~17時まで1時間ずつ区切られて応募できるようになっており、複数の時間が選択できます。
午前中でないと売り切れる恐れがありましたので、朝一の10時〜と吉本新喜劇の予定を組み込んでいたので15時~と16時~の3つ応募して、見事朝一の10時~が当たりました。しかも50番台。ラッキーすぎる……
京セラドーム近くの『大正駅』を目指して電車を乗り継ぎ、大正駅から徒歩約7分で京セラドームに到着しました。初ドーム。
周りには仲間だと思われる方たちが大勢いらっしゃって流れに付いていったので、迷うことはありませんでした(笑)
物販会場まではスタッフさんがたくさん立っていたり、案内板がいろいろ立っていたので迷わず行けるんじゃないかな?
時間になるとLINEにQRコードが届いて、それで入場できるようになっていました。朝一の50番台を手に入れていた私は並ぶことなくスムーズに(もちろん売り切れもなく)購入することができました。
戦利品はこちら(戦ってないけど)
●大阪に来たらやっぱり吉本新喜劇やろ(昼食も)
グッズ購入が終わったあとは『ドーム前駅』から『なんば』へ。お笑いの時間です。
なんばグランド花月ですが、土日公演はチケットの事前予約が必須です。1か月前ですでに1階席が売り切れていました。なので私は2階席を予約していました。公演まで時間があったので昼食タイムです。
オムライスのたまごはとろとろで、カニクリームコロッケはクリームたっぷりでこちらもとろとろ。めっちゃ美味しかったです♡
腹ごしらえを終え、劇場へ。チケットは劇場の発券機で発券しました。新喜劇の生観劇は初ではないのですが、2階は初でした。
新喜劇前に漫才。出演者はマユリカ、見取り図、ミルクボーイ、ジャルジャル、西川のりお・上方よしお、令和ロマン。そして中田カウス師匠が令和ロマンにインタビューするコーナーもありました。とっても豪華! 生漫才とコントはやっぱ面白い。そのあとの新喜劇ですが、土曜日の第2公演だったのでテレビ収録回だったらしく、ちょっとテンションが上がりました。
もうね、最高におもろかったです。ライブ前のリラックスもできました。
ちなみに新喜劇はすっちー座長回。タイトルは「須知井留シャタオの青春カメラ道!」11月2日放送らしいですが、広島でのテレビ放送はいつかしら(笑)
●なんばから再び京セラドームへ
笑い終えてライブ会場へ。JR難波駅から京セラドーム前まで電車で行きました。午前中に物販で一度来ているので、わりと余裕がありました(なんの?)
とりあえず迷うことに不安を感じていましたが、ライブの2日前に京セラドームのエリアマップが公開されていましたので、予習はいくらかできていました。前日の15時に席が決まって案内がきたので、京セラドームのホームページで席検索をしてどこから入ればいいかも予習済み。私は計画を立てる系の人間なのです←
電子チケットを入口でスタッフさんに確認してもらって入ると、BUMPのライブではおなじみのPIXMOBがもらえます。
LEDのリストバンドで、遠隔操作により楽曲に合わせて発光します。一斉に同じ色になったり、席によって違ったり……この光の演出も楽しめるのがBUMPです。
さて予習通りに9番通路から入ると、ステージドーン! スクリーンドーン! でした。でっけぇぇぇ。で、席付近の場所は分かったのですが、その席を見つけることが難しく……迷っているとスタッフさんが声をかけてくださいました。「迷っちゃいますよねぇ」って言ってくださって、案内してくださいました。
で、無事見つけて着席。すると「つ、着いちまった……」と緊張してきました。開演まではあと1時間ありました。
●スタンドA注釈付指定席とは
私の席は一塁側下段でした。ここら辺。
ここから見える景色はこう。
おお、見事に中央ステージが機材で見えない(笑)でも前のステージに出て来てくれたらそれは見える。モニターも大きくて見やすいし、及第点でしょう(笑)
見えなかったら嫌だな~って思っていたので、事前にオペラグラスを買っていました。大は小を兼ねるということで、20倍。いや、逆に見えすぎました(笑)アリーナ席の人の毛穴までは見えませんが、思ってたより見える。ちなみにこちら↓
見えすぎたため、ライブ中は使わなかったです(笑)ドーム内でもオペラグラスは販売していました。
あと、左隣は黒いシートがかかっていて座れないようになっていました。実質端っこです。気を使わなくていいのでラッキーでした(笑)
●【メイン】ライブレポート (セトリあり)
お待たせしました。これまで長かったですが、ここからはもっと長いライブレポートの始まりです。
(※鳥頭なので細かいところは覚えてません。セトリも音楽フェスの総合情報サイトMU-HOLICさんの記事を参照しています。それを見ながら思い出して書きます。誇張表現にご注意ください)
ざわめく群衆の中、Sphery Rendezvousのテーマが流れ、ちょっと暗くなって人々のそわそわが広がっていきました。始まるぞ、始まるぞ……ゆったりとした曲調のテーマから『窓の中から』のSEが流れ、ステージ上に4人が登壇。ライブの幕開けです!
1.sleep walkin orchestra
1曲目はTVアニメ『ダンジョン飯』のオープニング主題歌です。申し訳ないですがアニメは観ていませんでしたが、曲は好き。とくにイントロのケルト音楽風なところ。最高の始まりでした。
2.Aurora
2曲目はTBS系ドラマ『グッドワイフ』の主題歌です。作詞者の藤原基央(以下藤くん)は完成した歌詞を見て、パッと「オーロラだなぁ」と思いついて決めたタイトルだと話していたそう。そのあと辞書で意味を調べてみると「暁の女神」が語源と知って、気に入ったようです。
途中、「もう一度」というフレーズが出てくるのですが、人差し指を立てて右腕を振っていました(私が)
3.なないろ
3曲目はNHK 連続テレビ小説『おかえりモネ』の主題歌です。一番のサビの歌詞が好きです。個人的にね。
***MC***
確かベースの直井由文(以下チャマ)が「季節の変わり目ってエモいっすよね」みたいなことを言って、「昔みんなで帰ってて、夕日が見えるスポットで電線より下に夕日が落ちたら帰ろうみたいな決めごとがあって、今思えばそれがエモいなぁって思って」ということを話していた記憶があります。微かですが(笑)かわいいなぁって思いました。
あとは「体調悪くなったら近くのスタッフに言ってね。スタッフがいなかったら隣の人に『助けて』って言ってね」と優しい言葉をくれました(こちらはお決まりの言葉かな?)
4.車輪の唄
4曲目はまさかの「車輪の唄」! 大好きなの、この曲! 歌ってくれるとは思わなくて泣いた(笑)物語のある曲で、別れの曲なんだけど希望も見える歌詞でカントリー調なのもいい。私が大興奮する曲でした。とくに好きな歌詞はここ。
んー、いい。最高。ありがとう。
5.記念撮影
5曲目はカップヌードル2017年新CMシリーズタイアップソングです。途中藤くんがハモリを歌ってた? そういえば2017年のときのライブ『PATHFINDER』でもセトリに入ってたなぁ。あれから7年のときを経てまた生で聴けるとは……エモい(笑)
6.青の朔日
9月に発売されたアルバム「Ilis」の中でも唯一の新曲。バンドの公式Xではとある作品の主題歌として書かれたタイアップ曲と綴られています。
なんだろ……気になる。情報解禁が楽しみです。
***MC***
ここでは藤くんが「体調悪くなったら無理しないで座って聴いてくれていいからね。あのくだり喋るよ。いくよ? 隣の人が跳んだり跳ねたりして聴いていても、自分はそうじゃない、座ってじっくり聴くタイプならそれでいいから。自分が一番リラックスして集中できるスタイルで聴いてくれ。お願いします」ということを言ってましたよね? これもおなじみ?
7.Strawberry
7曲目は TBS系ドラマ『西園寺さんは家事をしない』の主題歌です。このドラマ観てましたが、これが流れる場所が藤くんの歌声とマッチしていていつも「く~っ」と思っていました。転調したあとのここが好き。
8.飴玉の唄
8曲目はBUMP OF CHICKENの代表曲のひとつ『飴玉の唄』です。恋人との切ない想いを歌った曲。一言だけど、私はここが好き。
藤くんが感情的になるところもよかった。
9.星の鳥~メーデー
「メーデー、メーデー」から始まりました。来た来たー! やっぱり盛り上がりますね、この曲は。最後藤くんが「せーの!」と言ってみんなで「メーデー!」と歌えたのが印象的でした。
10.レム
レムはレクイエム(鎮魂歌)であり、藤くんが「とどめを刺したいものがあった」という理由から殺人鬼になった気分で書いたそう。BUMPの中でもちょっと棘がある歌詞。でも激しい曲なわけじゃない。レクイエムだからか。
***MC***
確かここでチャマが「モスチーズバーガー大好きなの」って話してたかな。あと天井がトランスフォーマーに出てくるキャラクターの口に似てるとか似てないとか(笑)バンド紹介と、メンバーでおしゃべり。かわいい。
11.Souvenir
TVアニメ『SPY×FAMILY』第2クールオープニング主題歌。この曲はみんなで「オオーオオ」って歌える曲です。あと途中でチャマが手拍子を促してくれました。
12.アカシア
ポケモンスペシャルミュージックビデオ「GOTCHA!」のテーマソング。ここが好き。
途中藤くんが「さぁ聴かせてくれ!」で「イエイ!」のコール&レスポンスがありました。イエイ!
そして歌い終えたら藤くんが「2番と3番の歌詞ごっちゃになっちゃった」って言って、スタッフさんがスポットライト当てようとして「照らさないで照らさないで」って言ってた(笑)かわいい。
13.クロノスタシス
劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』の主題歌。これ聴くとコナン君の映画観たくなるよね(笑)イントロが好き。
14.木漏れ日と一緒に
この曲は「BUMP OF CHICKEN LIVE 2022 Silver Jubilee at Makuhari Messe 02/10-11」で最初に披露された曲らしいです。いい曲。
15.天体観測
まさかやってくれるとは思いませんでした。代表曲中の代表曲、天体観測! 同名ドラマ『天体観測』の主題歌だったらしいですね。ここに来てこの曲ですよ。最高かよ。「オー、イエーエン、アアー」(文字にするとダサいな)をみんなで歌いましたよね。そして「『イマ』というほうき星?」の藤くんのあとにみんなで「今も一人追いかけてる」で、銀テパーン! でしたが、自分の席には届かず……残念でしたが、楽しいからいいのです。
16.窓の中から
もう最後の曲です。NHKの特番『BUMP OF CHICKEN 18祭』のテーマソング。観ましたこの特番。泣いたよね。ここが好きなんです。
「オーオオーオオオオ」とか「ラララ」が一緒に歌える曲です。
アンコール 虹を待つ人
メンバーが捌けて、手拍子が数分鳴っていました。出てきてくれて藤くんが「まだ歌えるか?」と投げかけてみんなで「イエーイ!」と答えてイントロがスタート。そしてこの曲もみんなで「オーオオーオオオオ」が歌える曲です。終わらないでーってずーっと思ってました。
アンコール You were here
「You were here」は英語で直訳すると「あなたはここにいた」という意味です。この曲はライブの名残惜しさをそのまま歌ってくれています。
最後にチャマが「どうしてもみんなに言いたいことがある!」と言ったのでみんなで「なーにー?」と問うと「ずっとふざけたことばっか言ってて、肝心なこと言うの忘れてました。ありがとうっ!」って。いやそれこっちのセリフー!(笑)本当に素敵なライブをありがとう!
藤くんの最後「世の中、新しい曲が毎日出てます。新しいアーティストもたくさんいます。いーっぱいある曲の中から、俺たちの曲を選んでくれた君に、君が拍手してくれ。お願いします」(もっと長いこと言ってくれてたけどもうわかんない←)みんなで拍手しました。
あと「また会いに来るから。それまで元気……じゃなくていい。全然元気じゃなくていいから。また会いに来てくれよな。また会いに来るから。また会おうね!」という感じで幕を閉じました。
●ライブの終わり
興奮冷めやらぬ中、撮影タイムです。それから規制退場でした。アナウンスされた列から退場だったので、スムーズに退場できました。ドームに出るとスタッフの方が「地下鉄はこっちです」や「JRはこっちです」と案内札を持って教えてくれました。いやー、とんでもねぇ人の数です。来た時間はみんなバラバラですが、帰りの時間は一緒なので民族大移動でした。さすがドーム公演。なんとか帰れてよかった(日帰りだよ)
●終わりに
いかがでしたでしょうか。長すぎて読む気失せましたよね? でも書きながらあの興奮を追体験できたので、書いてよかったと思います。行きたいけど行ったことないという方や、これから行くよって方の参考になればいいなと思ってます。あと、この公演行ったよって方の思い出を呼び起こせたらいいなぁ。
最後までお付き合いいただいた方、ありがとうございました。よかったら「いいね!」してやってください。
(逆に「これマズいんじゃない?」という表記や写真がありましたら報告してください。即刻消します)
あと、推敲してません← なんか変な表現とか表記、誤字脱字がありましたらこっそり教えてください(笑)
それではまたお会いしましょう~