夜がしっくり
昨日はイベントバーエデンでイベントをやった帰りにかみなに行ってきた。電車より早く帰れるから車で来たのに、せっかくだからかみな行くか、となってしまった。理性なさすぎ。
前に来たときは2回とも貸切状態だったので、お客さんたくさん来ていて知らない人が多くて緊張したが、すいか美味しかったし、メニューにのってない飲み物とかリクエストしたら作ってくれて嬉しかった。1:00ころ、かみなをあとにした。美味しそうなジンがたくさんあったので、今度はお友達と来たいな。
帰りは高速に乗った。眠くて眠くて眠くて、高速降りてから何度か意識が飛んで危なかった。家についたらだんなぴが起きて待っててくれた。ちょっと心配してたみたいだったので、かみなに行ってたよ。言わなくてごめんね、と謝っておいた。だんなぴはサッカー観て寝るらしい。私はだんなびを居間に残して寝室で寝た。
翌日、本当は6:00に起きたかったけど、この調子だと運転も、予定している高所作業も無理だ!と思って8:00に目覚ましをかけた。
それでもしんどいくらいの眠気だったので、現場までの運転をだんなぴにお願いした。「あれ〜、雨降ってきたね。」不謹慎だが運が良かった。雨が降ったら外ではパテも塗装もできない。予報では午前中だけだったけど、午後も降るかもしれないのに往復2時間かけて現場まで行くのはちょっとなあと思い、仕事の日程をずらしてもらうことにした。
家に戻って冷蔵庫を開けたらあんみつがあった。あんみつ食べて寝るか〜と思っていたところ、だんなぴが天丼屋に行きたそうにこちらを見てきたので、天丼屋に行って、帰ってきてから寝た。
今月は早寝早起きを頑張りすぎて、思ったより睡眠負債が溜まってたみたいだ。夜の18:30まで寝てしまった。
おなかが減ったので起きたら、だんなぴが出かける準備をはじめていた。コンビニに支払いに行くらしい。せっかくだから二人でお散歩することにした。「上着ないと寒いよ」とだんなぴが言うので作業着の上着をはおった。でも外は蒸していて、100mも歩いたら汗ばんできたので、作業着は腰に巻いた。
水分を含んだぬるい風が腕を撫でていった。気持ちよかった。最近は、弱い日光でも当たると湿疹が出てしまうので、アームカバーが必須だった。アームカバーは嫌いだけど、湿疹はもっと不快なのでしょうがない。やっぱり私は夜の人間だなぁと思った。
高校を卒業して働き始めてからずっと、水商売やら、カラオケやら、焼き肉屋やら、夜の仕事を多くしてきた。人も車もいない夜の道に寂しく光るコンビニの灯りが、特に夜風が、懐かしかった。夜道を歩いている自分がしっくり来た。
早起きしたら現場に行くのに高速代もかからないし、早くつく。夜に起きててもなんにも得なことなんてない。でも私は早く起きれても早く寝られないからどんどん疲れていく。分かっててもできないことがある。
「早く寝ればいいだけじゃん。あ…そっか」早く寝れないんだもんね。言葉にしなかったけど、そう伝わった。だんなぴにこの話をするたびにそう言われるけど、やっと私の病的な寝付きの悪さを理解し始めたらしい。
夜の仕事をしていた時は体がすごく楽で、寝たいだけ寝られた。仕事が終わったら、疲れた体にご飯を詰めて血糖値スパイクの力を借りて寝る。起きたい時間に起きてゆっくり準備して仕事に行く。かつてこれ以外の方法で生活リズムが整ったことがない。
「でもそれをやると、だんなぴとのコミュニケーションタイムが全然なくなっちゃうんだよね。それじゃあなんのための健康だってなるじゃん。」
だんなぴと一緒に石を蹴りながら帰った。家まであとちょっとのところで、「黄金の左足!」と言って蹴ったら、側溝の穴にホールインワンして笑った。
もう夜の仕事はしないと思うけど、連休のときくらいは、私を夜に戻してあげるのもいいのかもなぁと思った。