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NotebookLMの「音声の概要」をNottaで文字起こしして記事紹介シナリオを作る

こんにちは!オトーワンです。今回は、Googleの最新AI言語モデル「Gemini 1.5 Pro」が使われていることで話題になっているノートアプリ「NotebookLM」の"音声の概要"機能と、AI文字起こしツール「Notta」を使ってブログ記事を紹介するシナリオを作っていきます。それでは行きましょ~
※Nottaの解説は有料プラン「プレミアムプラン」以上での利用を前提としていますので、あらかじめご了承ください。


シナリオを作る記事を決める

応援の意味を込めて、現時点(2024/10/15)で、このブログ「ちょっとチャットボットlabo」で一番"いいね"が少ない「AIだけじゃない!チャットボット(ChatBot)の種類と特徴」という記事の紹介シナリオを作っていきます。


NotebookLMで「音声の概要」を生成する

では、NotebookLMで"音声の概要"の音声データを生成していきます。そもそも「音声の概要って何?」ということで、NotebookLMの管理画面のヘルプアイコンから音声の概要とは何か記載されているものを引用します。

音声の概要は、ソースの主要なトピックの要約を、活発な「掘り下げた」ディスカッション形式にしたものです。これは試験運用中の機能です。

この「掘り下げた」ディスカッション形式のものが音声データ(wav形式)で生成されますが、注意しなければいけないのは、現在英語にしか対応していないということです。※そのために、今回AI文字起こしツール「Notta」が必要なのですが、それは後述するので先に進めます。

【手順1】

NotebookLMにアカウントを登録してこちらの画面から「新しいノートブック」をクリックします。

※NotebookLMの登録や操作方法は以下の記事を参考にしてみてください。

【手順2】
新しいノートブックをクリックすると「ソースの追加」が表示されるので、「ウェブサイト」を選択して、今回は上記のNote記事のURLを登録します。

【手順3】
URLを挿入すると、以下の画面のように記事の内容を読み込んでくれるので、次に右上の「音声の概要」ところにある”生成”をクリックすると、生成が開始されます。※データができあがるまで数分かかります。

【手順4】
画像が生成されたら、"︙"をクリックして音声データをダウンロードします(現状、音声は残念なことに英語のみ対応)。

ダウンロードしたwavファイルから再生時間を確認したら、14分強で結構長い再生時間でした(他の記事やテキストでも試したところ、再生時間がだいたい10分以上の英語音声が生成されました)。
wavデータがダウンロードできたらNotebookLMでの作業は終りです。


Nottaで英語音声から日本語に文字起こしする

今度は、ダウンロードした英語の音声データをAI文字起こしツール「Notta」で日本語に文字起こしします。※以下の解説は、Nottaの有料プラン「プレミアムプラン」以上での利用を前提としています。

Nottaとは?
Nottaは、インタビューや商談、セミナーなど、あらゆる場面での音声を文字化し、重要なポイントを自動で抽出と要約をすることが可能なAI文字起こし・議事録サービスです。

【手順5】
Nottaにログインして、右上のインポートボタンをクリック。

発話言語を「英語」に切り替えて、「ファイルのインポート」の欄にNotebookLMで生成したwavデータをドラッグ&ドロップ(PCの場合)します。

【手順6】
しばらくすると、英語の文字起こしが完成するので、今度は右上の「翻訳」ボタンから「文字起こし結果を翻訳する」で日本語に翻訳します。

【手順7】
日本語で翻訳された文章が英語の下に生成されるので、これでNotta上で英語と日本語の文字起こしができました。

右上のダウンロードアイコンから今回は、Word形式で訳文(日本語)のみの文字起こしデータをダウンロードします。


ChatGPTやClaudeなどで、訳文(日本語)をマイルドな文章にする

訳文した日本語をそのまま使うと、少しぎこちない文章になってしまうので、ChatGPTやClaudeなどでマイルドな文章にしていきます。
※以下は、そのまま訳文された日本語の文章の一部です。

以前は、チャットボットとは、何かを見つけるのに助けが必要かどうかを尋ねるウェブサイト上の小さなポップアップに過ぎないと思っていました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ワウ。まあ、彼らはもっと増えています、ええと、彼らはどこにでもいます。はい。より洗練されています。

【手順8】
今回は、Claude3.5を使って以下のプロンプトでマイルドな文章にしていきます。さらに、この文章は2人のディスカッション形式のものなので、架空のAさんとBさんのどちらが発話しているかの表示も入れてもらいます。

以下の文章をマイルドで流暢な日本語のディスカッション形式の会話文にしてください。
 また、発話をAさん、Bさんで明記してください。 文章を省略することは禁止です。
~Nottaで訳文した日本語をここに入れる~

結果、以下のように読みやすい日本語の会話文に生成することができました。
文章を読むと例えば「ちょっとチャットボットlabo」が「Chodo Chatbot Labo」となっていたり、「シナリオタイプ」などの単語が「シナリオベース」などになっていたりしますが、読み直しながら修正するので、精度としては全く問題ないシナリオとして完成しました。


出来あがったシナリオボリューム

マイルドな日本語になったのはいいんですが、出来上がったシナリオをあらためて読んでみると、もともと14分強の英語の音声をから作ったものなので、結構なボリュームの内容になってしまいました。

当初、このシナリオをベースにテキストを入力するだけでAIアバターが話す
動画を生成できるAIツール「kn1ght」で3分位の紹介動画を作る予定だったんですが、長すぎるので別の機会でシナリオを短くまとめて、kn1ghtで動画を作る記事も配信できればと考えています。


まとめ

いかがでしたか?
ここまで、Googleの最新AI言語モデル「Gemini 1.5 Pro」を活用したノートアプリ「NotebookLM」と、AI文字起こしツール「Notta」を組み合わせて、ブログ記事を紹介するシナリオを作成する方法を解説しました。
さらに、ChatGPTやClaudeなどの生成AIを使って、文字起こしした日本語をより自然な会話形式に変換する方法もご紹介しました。

可能であれば、この方法を試してみて、皆さまのブログやコンテンツにどんな変化が起きるか、ぜひ体験してみてください。新しい可能性が広がるかもしれません。
では、今日はここまで!またお会いしましょ~さいなら~

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