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画像生成AIリテラシー検定を受けてみた!

皆さん、こんにちは。オトーワンですw 今日は、画像生成AIリテラシー検定について、実際に受けてみた感想をお話しますね!
この検定は、画像生成AIを安全に使うための知識を測る検定です。
今や、ChatGPTやMidjourneyなどの生成AIが日常生活に浸透してますし、こういったリテラシーを測る検定も重要になってきますよね。
では、さっそく行ってみましょ~


1. 画像生成AIリテラシー検定って何?

まずは、この検定の正体ですが、日本最大規模のAIアートコミュニティ#SOZO美術館を運営している株式会社海馬が作った検定になります。
この検定の目的は、クリエイターやビジネスマンが安心して画像生成AIを使えるようにすること。つまり、AIの「食事」(学習データ)だけでなく、その「消化」(利用)方法も学ぶというものです。

<画像生成AIリテラシー検定の主な特徴>
・弁護士による作問

画像生成AIの活用に関する実践的な問題を弁護士が作問
問われる知識範囲は原則として経済産業省や文化庁が公表している資料に準拠
知識を深める解説各問題に解説をつけており、問題を解きながら知識を深めることが可能
・検定の目的と期待される効果
リスク管理の強化:
法的リスクを理解し、適切に対処する能力の向上
創造性の促進:
法的制約を理解した上で、AIツールを最大限に活用する方法の習得
業界標準の確立:
画像生成AI利用に関する共通の理解と慣行の形成検定の構成と取得方法
・今後の展開
株式会社海馬は本検定を通じて、画像生成AI技術の適切な理解と利用を広く促進し、クリエイティブ産業の健全な発展に寄与することを目指しています。
今後は以下の取り組みを予定しています:
企業向けカスタマイズ研修プログラムの提供
教育機関と連携した若年層向けAIリテラシー教育の展開

出典:「画像生成AIリテラシー検定」について "https://license.hp.peraichi.com/"

「 画像生成AIリテラシー検定」は以下のリンク先から、どなたでも受講することができます。
企業や教育機関へは問題解答集を無償で提供してくれるそうなので、担当者の方は、以下のリンクから連絡してみてはいかがでしょうか。

※また、期間は2024年10月17~20日までだそうすが、「画像生成AIリテラシーコンテスト」も開催中です。


2. 検定を実際に受けてみた!

さて、ここからが本題ということで、実際に検定を受けてみました。
結果は20問中17問正解で85点! 正直、最初は「法律の話は難しそう...」とビビっていましたが、意外と身近な内容も多くてホッとしました。

20問中17問正解で85点!で何とか合格~

例えば、問題の選択肢に「生成AIが生成した画像は、常に著作物として保護される」というのも出てきて一瞬?!これは正しいのか、間違っているのか、常識的にそんなのわかるだろうということも、実は理解していたふりだったりと、なかなか一筋縄はいきませんでしたw
ちなみに、回答形式は全ての問題が4者択一式になっているので、気軽に受けることができます。

3問間違えたので、達成率が85%です。100%目指したい!

20問中17問正解とはいえ、3問間違えてしまって、特に難しかったのは、著作権法30条の4に関する問題で頭がこんがらがってしまって… ここは要注意ですねw

検定テストが終わったあとも、「弱点克服」ボタンから間違った問題の解きなおしができます。

他には、肖像権とパブリシティ権の違いも細かいところで躓いちゃいました。SNSを使う我々にとっても大事な知識なので、しっかり押さえておきたいところです。


3. この検定はどのように役立つか?!

実際に受けてみて、この検定の価値というか、どのような場面で役立つのかというと、画像生成をする際の法的リスクへの知見がアップすることです。

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AIを使う上で、知らず知らずのうちに法律を侵害しちゃうリスクって意外と高いですから、この検定で基礎知識を身に着ければ、そういったリスクを減減らせるかもしれません。


4. 企業にとってのメリットは?

「うちの会社で、この検定を受けるメリットってあるの?」という方もいらっしゃるかと思いますが、企業にもメリットがあります!

著作権侵害などのリスクに対して認識が上がるのではないでしょうか。
従業員みんなが学ぶことで、会社全体のリスク管理能力アップの一助になること請け合いです。


5. 問題の内容と難易度

そして、問題の内容と難易度なのですが、問題の幅広さと実務との関連性の高さには驚きました。例えば、画像生成AIの学習データに関する問題では、ウェブサイトのrobots.txtファイルの設定や、ID・パスワードによるアクセス制限など、具体的な技術的対策まで問われます。

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これは、実際にウェブサイトを運営している企業にとっては、すぐに役立つ知識になりますよね。
難易度としては、法律の専門知識がなくても理解できる内容が多いですが、、著作権法の細かい条文に関する問題は、ちょっと難しく感じました。でも、解説を読むと「なるほど!」と納得できる内容ばかりでした。


6. 今後の画像生成AIリテラシーとの付き合い

この検定を受けて、自分の知識の足りない部分も何となくわかってきました。特に、著作権法の細かい条文や、AIと知的財産権の関係については、もっと理解する要があるなと感じました。

今後、技術の進歩に伴って法律の解釈も変わっていく可能性があるので、定期的に最新情報をチェックしていこうとあらためて思いました。この分野は日々進化しているので、一度勉強して終わりじゃなく、継続的な学習が大事ですね。


7. AIリテラシーの重要性

ここでちょっと真面目な話をすると、 AIリテラシーってこれからの時代、今後の社会を生きていく上で(大げさか?!w)重要な知識になるのではないかと思ってます。AIはもう私たちの生活の様々な場面に入り込んできてますもんね。

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例えば、SNSで何気なく投稿した画像が、実は著作権侵害になってたり、AIが生成した架空の人物写真を使って、知らないうちに誰かの肖像権を侵害してたり...。怖いですよね(^^;)

でも、この検定を受けて少しでも勉強することで、そういったリスクを回避ができるかもしれませんし、AIリテラシーを身につけることは、デジタル社会を安全に、そして楽しく生きていくためのパスポートみたいなものかもしれません。


まとめ

画像生成AIリテラシー検定、思った以上に奥が深く、実践的な内容でした。85点という結果は悪くないけど、まだまだ学ぶべきことがたくさんあると感じました。AIの技術はどんどん進化していきます。それに合わせて、こういった新しい資格や基準の重要性も増してきていますから、この検定は、その先駆けとなる良い取り組みだと思います。

企業の方もクリエイターの方も、そして「AIなんて関係ない」って思ってる方も、この機会に挑戦してみてはいかがですか?ではでは、今日はこんなところで、またお会いしましょ~

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