大空洞パルキアの解説書【100人超え規模自主大会優勝&準優勝】
こんにちは。おとです。
今回は先日のくろいまなざし杯(144人規模)で優勝、むしのしらせストライク杯(128人規模)で準優勝した『大空洞パルキア』の解説です。
現状シティリーグの入賞数こそはそれほど多くなくあまり目立っていないデッキタイプですが、2つの大規模自主大会の結果通り強いデッキであることは確かです。
迫るCL東京やシティリーグの参考になれば幸いです。
自己紹介
はじめに簡単な自己紹介から。
上記の通りの数々の公式大会で入賞してきました。
定期的な記事の投稿も行っており、言語化能力にも自信があります。
ぜひ最後までご覧ください。
環境考察
シティリーグを元にしたTier表が以下の通りです。
楽園ドラゴーナによる影響はほとんどなく、これまで通り強力な「タケルライコ」、「リザードン」に他のデッキが追従する構図になっています。
環境に存在するデッキタイプが多い中で、TierSに対して大きく不利を取らないこと、TierA以下のあらゆるデッキに対しても高いデッキパワー戦えることが重要と考えました。
2進化exとたねexの攻略
現環境のデッキは大きく「2進化ex」と「たねex」に定義づけることができます。
現環境を攻略する上でまずはそれぞれの特徴を振り返っていきます。
2進化(リザ、ドラパ、サナ)
たねexに対して、サイドを1枚取られてから2-2-2を先に通す動きを主戦術とする。
序盤の動きをポフィンに依存しているかつ、攻撃するために飴+進化が必要なため若干ハードルが高い。→ロトムV、キチキギスexでの解決を試みている。
たねex(ライコ、ツキ、ミライドン)
後攻1ターン目からの攻撃が可能で、序盤の盤面が脆いうちに崩すような戦い方が狙える。
一旦貯めのターンを作ってベンチのサイド2から攻撃し始めることで先に2-2-2を通す戦術も可能。
ミラーが著しく不毛。非エクの押し付け合いから始まり、どちらが先にベンチを呼びつつ倒す札を揃えられるかのゲームになりがち。
戦い方や特徴こそ違うものの、これらのデッキ(現環境)に共通して言えることが、
“先にサイドを2枚取った方が2-2-2を通して勝つ”
ということ。
※サナ、古代バレット、カビゴンは例外
この一点において、大空洞パルキアは最強です。
2進化exに対しては手裏剣もしくはベンチのロトムVから倒すことで先にサイドを2枚取ることが可能。
たねexに対してはスピンロトム、ホーホーなどの非エクを壁にし、サイドを1枚取られてから2-2-2を先に通す2進化exの常套手段を取ることが可能。
しかもこれらはファンコール、宝石探しの恩恵から、非常に高い再現性で行うことができます。
他のVSTAR、たねexデッキに比べてそもそもの採用率からバトル場に非エクを壁として出すことが容易く、また相手が非エクを壁にしてきた場合も宝石探しから再現性の高い裏呼び、手裏剣でサイド2を取る要求水準が低いです。
これにより著しく不毛な2-2-2の押し付け合いにおいて優位に立つことができます。
対VSTARデッキ(ドラゴ、ルギア、ボムパルキア)にも強く、先にサイドを2枚取ることにおいて右に出るものはいません。
ドラゴ、ボムパルキアに対してはエネ供給のしやすさによる継戦能力の差とワザのダメージ量で勝負。
ルギアに対しては手裏剣によるチラチーノへの圧と序盤の不安定を突く圧で勝負します。
大会戦績
実際に自主大会に出場した際の戦績です。
全体を通して手裏剣や先2プラキャでVを倒すことによるイージーウィンが多かったです。
CLやシティのような長期戦において、イージーウィンしやすいデッキは疲労が蓄積しづらいという点で適していると言えます。
以降は有料部分になります。
環境外のデッキタイプでミラーを避けつつ周囲を出し抜きたい方
裏工作パルキア時代の経験値がある方
CL、シティに向けて大空洞パルキアの理解度を深めたい方
におすすめの内容となっています。
宜しくお願い致します。
デッキ構築
実際に自主大会で使用した構築がこちらです。
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