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【"逆"環境予想】CL京都2023はどのデッキも「環境入り」させない!!『ポケカAdvent Calendar 5日目』
こんにちは。おとです。
今回はcl京都まで1週間を切ったということで、どのようなデッキが活躍するのか、環境予想のnoteを書いていきます。
また、今回は『ポケカアドベントカレンダー』という企画に参加しての記事の執筆となります。
クリスマスまでの12月の間、毎日どなたかがポケカに関する記事を書いているので、ぜひ他の方の記事もチェックしてみてください。
では早速環境予想へ。
ルギアVstar
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カード発表当初こそ、技が1つで4エネ220というなんとも言えないコストパフォーマンスから過小評価されていたものの、蓋を開けてみれば辺り一面ルギモンカードゲームに。
無色という強みを活かしに活かしまくったこのデッキは、さまざまなハチャメチャポケモンを味方に付け、文句なしのTier1かと思われましたが………
CL京都では「環境入り」しないっすね〜
まず、あまりにも強すぎるが故にシティリーグの段階では4割強のシェアを占めているため、裏を返せば圧倒的なメタの対象となるでしょう。
それに、これだけ強いと言われているルギアVstarにだって穴はあります。
アーケオスの特性の性質上、特殊エネルギーを多用するため、『ジュラルドンVmax』『スピアー』といった特殊エネメタのカードに弱いです(アメイジングイベルタルは知らん)。
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また、ルギアVstarデッキはどうしてもルギアVstarを1体は使うため、レジギガスやロストバレット、ゾロアークバレットのような非エク主体のデッキに対しては、サイドレースで厳しい部分があります(ムーランドVは知らん)。
このように、対戦相手がルギアVstarデッキだけだと考えると戦えるデッキはいくつかあります。
以上のことに加えて、昨今では『働き方改革』の実現に向けた取り組みが見られます。
我が国は、「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」「育児や介護との両立など、働く方のニーズの多様化」などの状況に直面しています。
こうした中、投資やイノベーションによる生産性向上とともに、就業機会の拡大や意欲・能力を存分に発揮できる環境を作ることが重要な課題になっています。
「働き方改革」は、この課題の解決のため、働く方の置かれた個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会を実現し、働く方一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすることを目指しています。
ルギアVstarがアーケオス達にエネルギー加速の役割を『あっせん』する様は、正に「働き方改革」の目指すところに相反するものと言えるでしょう。
故に『アッセンブルスター』という特性を宣言することですら憚られます。
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なんなら毎ターン4枚もエネルギー加速してしまうアーケオスもアーケオスです。
昨今の日本は深刻なエネルギー問題に直面しているというのにも関わらず、そんな速度でエネルギーを消費してしまうのは非常に危険です。
日常生活や社会活動を維持していくためには欠かせないエネルギーですが、日本はエネルギー自給率が低い国です。日本の自給率は2019年度で12.1%であり、ほかのOECD諸国(経済協力開発機構)とくらべても低い水準です。東日本大震災前の2010年度には20.2%でしたが、原子力発電所の停止などによって大幅に下がりました。近年は少しずつ上昇傾向にあります。
労働・雇用、そして環境的な背景から、ルギアVstarデッキは現在非常に立ち位置が悪いデッキだと言えるでしょう。
ミュウVmax
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圧倒的速度、圧倒的対応力、fusionの力で全てを手にしたこのデッキは登場から実に1年が経過しましたが、未だに衰えを見せません。
その理由は、『森の封印石』の影響が非常に大きいでしょう。
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デッキ構築の特性上、ゲノセクトVの特性『フュージョンシステム』に依存する部分があったため、その特性を消してしまう『頂への雪道』に対して脆いという弱点がありました。
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ただ、森の封印石は頂への雪道がある状態でも効果を使うことができます。
これにより頂への雪道の耐性がかなり高くなり、向かうところ敵なしになったというわけです。
そんなミュウVmaxですが……
CL京都では「環境入り」しないっすね〜
頂への雪道という弱点は克服されたように思われたこのデッキですが、もう一つの仇敵が現れました。それが…
『ドラピオンV』です。
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特性『ワイルドスタイル』により対ミュウVmaxではまず間違いなくエネルギー無しで技が打つことができ、ミュウVmaxを1度の攻撃で倒せてしまいます。
本来なら有利がつく相手もドラピオンVが入っているだけで厳しい試合を強いられます。
ミュウVmaxが苦手だと意識するデッキタイプほどドラピオンVを採用する傾向にあり、つまりイージーウィンしづらくなっているというのは1つ大きなデメリットと言えるでしょう。
また、繰り返しますがミュウVmaxデッキはゲノセクトVの特性『フュージョンシステム』に依存しています。
ビッパが進化したビーダルが必死に働いて得られる仕事量が『5枚になるまで引く』なのに対して、フュージョンのシステムは最大『6枚になるまで引く』仕事量をこなします。
これは、機械化による雇用問題を暗に示しているのではないでしょうか…?
スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム(WEF)」は20日に発表した最新の報告書で、2025年までに世界の労働力の半分を機械が担い、不平等が加速するとの見通しを示した。
報告書では「ロボット革命」により9700万の仕事が生まれる半面、同じだけの雇用が奪われると予想。特に、事務系やデータ処理系で手作業やルーティンワークになっている職種が、自動化の脅威にさらされるとみている。
不平等が加速=WEFが警告
ウッウロボ高すぎて買えません。不平等です。
さあみなさん。
機械に依存してしまう前に手を引きましょう。
ロストバレット
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画像の通り、一言でロストバレットと言っても、さまざまなアタッカー、デッキの型が存在します。
まさにバレット。
環境に合わせてその構築を変幻自在させるこのデッキは、ロストアビス発売以降、非常に人気が高いです。
ほとんどのポケモンを非エクで構成し、非エクとは思えないほどの高スペックの技でサイドレースによる勝利を狙います。
そんな対応力が高いロストバレットですが……
CL京都では「環境入り」しないっすね〜
ロスト軸のデッキはやはりロストの枚数が重要になるので、どこまでいっても序盤にアクロマの実験、バトルVIPパスが引けるかどうかに依存します。
非エク主体のデッキなので、多少は遅れても捲れる対面もありますが、それでもclで9戦戦うには不安が残る安定感です。
それに、最近のルギアVstarデッキにはほとんどムーランドVの採用が見られます。
ムーランドVの対策が必須となりますが、それらの候補として挙げられる、ザマゼンタ、カビゴン、ジガルデ、かがやくリザードンのいずれもミラージュゲートかキバナ+ツインエネルギーが必要で、これらはデッキの安定性にほとんど寄与しません。
デッキのポテンシャル自体はロストアビス発売から変わらぬものがありますが、対策しなければいけない相手が出てきたせいで、どうも安定感が落ちてしまったように感じます。
また、ロストゾーンは公式ルールによるとサイドカードの左側に置きますが、前回のcl横浜では対戦卓の配置の関係でスペースが無いため、山札の上に横向きで置くということになっていました。
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山札の上に置く場合スペースが無いため、カードを重ねて置くしかなく、何のカードがロストに落ちているのか自分も確認する必要がありますし、相手から問われることも幾度としてあります(ありました)。
このような状態では、時間内に対戦を終えるのでも一苦労です。
では、もしバトル場をキュッと狭めて無理やりサイドの左にロストゾーンを置くようになったとしたらどうでしょう。
上の画像から考察するに、サイドの左にロストゾーンを置いてその分右にずれるとしたら、間違いなくベンチ1匹分は潰れることでしょう。
セルフ崩れたスタジアムです。
最悪の場合パラレルシティです。
ロストバレットにとってベンチ枠が狭まることはとてつもない致命傷となるでしょう。
ここまでのリスクを背負ってまでロストバレットを使う人は少ないでしょう。
アルセウスジュラルドン
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負ける時はアルセウス出なかったり手張りできなかったり、進化できなかったりして呆気ないのに、勝つ時は理不尽押し付けてくるのやめてくれ〜〜〜!!!!!
最強のアルジュラが一番相手したくないって〜〜〜!!!!!
自分では使おうと思えないけど、相手に使われるとめちゃくちゃ強いデッキが一番厄介なんだって〜〜〜!!!!!
おわりに
いかがだったでしょうか。
土日の休みで練習した結果、信用できるデッキを失ってしまって途方に暮れているような方が、少しでも気休めになればと思って書きました。
大型大会は連戦ということもあり、デッキ選択が非常に難しいです。
冗談抜きで書いたように、どのデッキにもある程度欠点はあります。
なので、僕個人としては『後悔しないデッキ』を選択するのが一番だと思います。
それと『優勝がイメージできるデッキ』というのも大事な要素だと思います。
今の時代、大型大会に参加できるだけでもありがたいことなので、ぜひ、楽しめるようにclまでの期間を過ごしましょう!!
質問・誤字等はTwitterのDMまでお願いします🤲
では、また別の記事でお会いしましょう!
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