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calling〜人生がそこへ連れていく

「職業」「仕事」を英語で表すと「job」「career」「business」「work」「occupation」…さまざまありますが、その中で、私が最も好きな表現で、最も大事だと思うのが「calling」です。

ロバート・ディーナー博士によると、人と仕事との関係性は、「job」「career」「calling」という3つのカテゴリーに分けられるそうです。「job」とは、誰がやっても成果は同じ、かつ時間労働する仕事。単なる「労働」と位置付けられます。目的は報酬を得ること。報酬のために働くとき、その仕事は「job」と呼ばれます。「career」とは、スキルをもった仕事。仕事は、「経歴」や「向上」のためのステップ、として捉えられます。「calling」とは、「天職」のこと。仕事が、自分のアイデンティティと深く結びついている状態で、callingの状態で働くとき、人は最も幸福度が高い、と言われます。

では「calling」とはそもそも何かというと、「呼ばれること」です。「あなたが頼まれた仕事」が「あなたを呼んでいる仕事」ということ。職業人の多くがjob、もしくはcareerで終わってしまう、と言われます。
果たしてあなたの仕事は job でしょうか? career でしょうか? それとも calling と言えるでしょうか?

命理学(四柱推命)では、自分の才能や想いを「魂(こん)」と言います。そして、自分の立脚点、居場所を「魄(ぱく)」と言います。「好きを仕事にする」が「魂」だとしたら、「呼ばれた仕事をする」が「魄」と言えるかもしれません。

精神科医の神谷美恵子さんは言います。

人間が最も生きがいを感じるのは、自分がしたいと思うことと義務とが一致したときだと思われる。

自分がしたいこと=魂
義務=魄(calling) ではないかと思います。

「心葉」では、この魂魄の統合、統合色を大切にしています。魂とは、自分のたましい、今世、何をするために生まれてきたのか。自分の使命とは何か。魄とは、現実の世界、立脚点、活躍のステージ。
「魂」+「魄」=∞
callingとは、天からのメッセージ。

真ん中の色が「統合色」

武者小路実篤さんの言葉に

「この道より、我を生かす道なし、この道を歩く」

というのがあります。
あなたが 「この道」を歩くとき、「心葉」がいつもあなたの傍に寄り添い、響きを送る存在であったらいいな、そんな想いで「心葉」を作りました。

先日、「心葉」を受け取られた方からご感想が届きました。

「心葉」の統合色が私の好きな紫色でした。偶然かな?必然かな?

S様

それに対し、私は、こう答えました。

「きっと、セレンディピティだと思います」

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*今日も読んでいただき、ありがとうございました。
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