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going to do my way.

ホップ、ステップ、あとはジャンプのはずがそのまま寸止まりする事が多い我が人生。

間借りから一年以上が経って、少しずつ顔見知りのお客様も増えてきたところだ。

自己紹介を以前しようとしてすっかり止まっていたのだが
そもそも友人でもない間柄で私自身の何を知って貰いたいのか私も分からない。
加えて友達と呼べる人が片手ほど、
互いに生活リズムが変わり会って気軽に話せる友達など最早いない。
便りのないことが無事の証拠と思いながら、私はいつも心の中でかつての友へ便りを書いている。

今年の初めどん底まで気持ちが落ちた事があってこの世が全て敵に見えた時があった。
私の20数年はいつもそうだった気もする。

建築の勉強をしたのに全く違う世界で働いている。接客の仕事ばかりを色んなジャンル、色んな所で経験した。
片膝を付きながらオーダーを取るような、
なんか今ではあんまり無いような『お客様第一主義、お客様は神様スタイル』が強い時代があった。
その結果なのか、私は接客の仕事が大嫌いになって一度完全に辞めてしまった。

変にクソ真面目なところがあって
『お客様の要望の一歩先をいこう』とか
『お客様に声をかけられる前に気がついて当たり前』『接待はこちらとて命懸け!』というミッションを毎日、毎日朝から晩まで自分に課していた訳です。
そりゃ、嫌になります。お互い人間ですから。
当時の頭でっかちな私は、こんなに報われない仕事はこの世にねぇだろ!と嫌になってしまったのですが
そもそもお客様はそこまで店員さんに多くを求めないし最低限の事を、タイミングだけを間違えず的確にこなせば良かったんだって今なら理解できる。私の情熱とか思いなんてのはお金にも感動にも結びつかない訳です。
その結果、現在のマイペースにマイペースを重ねた私が出せるようになりました。

お客様は神様じゃなくて人間。人間だから尊重して、目を合わせて、心が通うんだろな。

そしてお客様と同じように私は家族も大切にします。どうしても優先順位で競り合ってしまいます。
家事をしたり、家庭の用事だったり、自分の通院だったりそんな時は迷わず休業しています。
信じられないと言われる事もありますけど、
女性が家庭を持ちながら働くってそういう事だと思うのです。
もちろん全てをMAXでこなすハイパーな方も男女問わず居ます。でも私は無理だった。だから必要な休みは必要なだけとっています。
務めに出ているとそうもいきません。

自分のペースで働く。

そんな事がもっと気楽に受け入れられる社会になっていくといいな。

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