お人形服のデザインと手相の話
こんにちは、おとなしです。
最近新しいお洋服のデザインを考えています。
わたしは圧倒的凡人努力型タイプなので、かわいいデザインがパッと思い浮かぶなんてことはほとんどなくて、いつもめちゃめちゃ時間をかけて色んなものを調べて、アイデアの欠片のようなものを集めてしっかり自分の中に取り込んで消化してからデザインを決めるようにしています。
デザインの手順は、色やシルエット、使いたいアイテムやディテールをだいたい決めておいてから、実際に絵を描いて全体のバランスを見て気になるところを修正していくといったかんじです。
どうしてもまとまらなかったら一旦離れてちょっと散歩したりします。
わたしの場合、お洋服のデザインは頭の中にあるイメージを紙に書いて見えるようにする作業で、イメージが頭の中に鮮明にあるときもあれば、部分的にぼんやりしていることもあって、その場合は書いたり消したりしながら、絵を描くのにとても時間がかかるのですが、曖昧だった部分が解決できたときは本当にスッキリします。
デザインを決めるとき、私はテーマを設定してから取り組む方法をよく使います。テーマを決めることで、どんな人物が着るお洋服なのかがおのずと決まってくるからです。
この人はこういうお洋服を選ぶだろう、こういうディテールは好まないだろうというのがなんとなく見えてきて、デザインがしやすいといった事情もあります。
お人形の服をデザインするのに人物像というのもなんだか変な話ですが、
デザインについて尋ねられたときに、何らかの説明ができると楽しいと思うんです。
ところで話は変わって、皆さん手相の知能線というのをご存知ですか?
一説によると、知能線が横に水平に伸びている人は現実的な考えをする人で、下向きにさがるように伸びている人は空想の世界を好む人だそうです。
わたしはと言いますと、この知能線がしっかりと下向きに手首近くまで伸びているので、、きっとすごい妄想家なんだと思います!
たしかにお洋服を作るたびにこれはこういう世界観の作品です!みたいなことを言っているのであまりにも心当たりがありすぎて!手相おそるべし…
でもそういう妄想の力を昇華させてくれるのもまた、お人形の世界の醍醐味なのかも知れません。
それでは皆さまステキなドールライフを!