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【デザインの現場】リーフレット制作_おむすび屋さん

今回は、広告チラシ(リーフレット)制作についてです。
※昨年、紅葉の時期に合わせて制作したものです

* *

今回制作しましたのは、関西人ならご存知の方もおられると思うのですが、老舗の海苔屋さん〈大森屋〉さまが近年新しくオープンされた『大森屋のおむすび専門店 「のり結び 京都寺町店」』の割引・アンケート付き葉書サイズの広告チラシとなります。

こちらは、前回チラシを配布してくださった類宅配株式会社類設計室 類宅配)さまのご縁でのチラシ作成となりました。意識が高く格式のある会社さまです。

いつも通りではあるのですが、先方のお入れしたい要素等を、意図に沿うようなデザインで構成できるように制作させていただきました。と簡単に申し上げておりますが、もう少し噛み砕きますと「ひとつひとつの要素がその場に適した、的を得た表現になるようにデザインをしていく」ということになります。

制作した広告チラシ

わたしはコピーが好きなので、勝手にビジュアルに入れ込んでご提案(勿論、クライアント様のブランド力を高める為に書いたコピーでございます)をさせて頂いたのですが、快く承諾くださいました。こういうところは大手さまの“懐の広さ”みたいなものではないかと思います。そのコピーを書いておくと、

「おむすびで地域・人を結ぶお手伝い。」

使用コピー

〈大森屋〉さまは長年〈海苔屋さん〉として「歴史」があり「お客様への感謝があり」「地域に貢献した実績」と「地域への感謝」のある会社様であるのは確かであり、そういったことをコピーで表現したかったのです。 それに「おむすび」(NHKの朝の連続テレビ小説ですね)の意味は

「おむすび」
おむすびは『古事記』に登場する神に由来するという説、また、人と人の良縁を結ぶ縁起の良いもの「お結び」からきているという説、農民など庶民たちが「おにぎり」と呼んでいたのに対して、貴族の女性たちが女房言葉で「おむすび」と呼んでいたという説などがあります。

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調べたときに「やはり、そういった意味を含むのだ」と思いました。

そして理由のもうひとつは、このチラシにどういった所の方がご利用いただいているかという《アンケート》が付いており、その“理由”としてというニュアンスが含まれている感じです。アンケートだけをするよりも「心」を感じると思います。でも実際本当に《地域の方がこの商品〈おむすび〉で結ばれること》はクライアント様の希望されるところであるとも思います。

制作で注意したのは、「ブランド」がどのぐらいの“上品さ”を必要としているかということです。スーパーのチラシよりは品があるけれどデパートまでいくと行き過ぎであるというようなことをご相談しつつデザインしました。

広告チラシ_2

あと自画自賛のようで申し訳ないのですが、表面の「おむすび」に海苔がないというのがよいですよね。

ということで、思いがけずの制作のご紹介でございました。
ありがとうございました。

* *

で、後日、店舗(「のり結び 京都寺町店」)をこっそり訪れました!
※事情があり、昨年の紅葉の季節の話でございます。

「のり結び 京都寺町店」

注文したのは、お作りさせていただいている時に食べたかった『焼えだ豆とコーン』『紅鮭』『京風だし巻き』、そしてお味噌汁としました。

そして、海苔はも迷いました。
下記の3種類から選びます。
さすが、海苔屋さんです。

〇 風 有明海産 焼き海苔 
〇 月 瀬戸内海産 焼き海苔
〇 汐 有明海産 味付け海苔

海苔メニュー

結局わたしは「風」と「汐」にしてみました。

海苔ぱりぱり、具いっぱいです

食事はすべて非常に美味しかったです。
特にそりゃあそうですが、海苔が大きくてパリパリで最高です。個人的にはもう断然「味付なし」がよかったです。

『焼えだ豆とコーン』これが予想通り美味しかったです!

皆さんも京都に行ったときは是非です。
ランチは800円台の庶民の味方な価格のセットもございました。



《店舗案内》
大森屋のおむすび専門店 「のり結び 京都寺町店」
京都市中京区寺町通六角下る桜之町430-4
営業時間 :10:30~18:00
TEL:075-746-5468(代表)


95年!


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《おまけ》

実は食事にいったところで(「のり結び 京都寺町店」店内)、美男美女の外国人さんのカップル〈アンディとその彼女〉と話をしました。と言っても留学経験はあれど、ほぼ忘れてしまったカタコト英語でございます。

A「やぁ」
「はーい。そー、はうわぜ?」
A「おいしいよー」
「あいのう。そー、わっふぉー、さいとしーん」
A「そうそう、昨日着いたんだよ。10日までいるよ」
彼女さん「短いのよ(残念そう)」
「おう。うえあカムフロム」
A「カリフォルニアからなんだぜ」……

会話内容

とかなんとか申したながら、よい観光地として三十三間堂と安めの寿司屋さんを検索しましてブルートゥースで飛ばしたりして「円安いですよね」とか申して最後に「はゔぁないすとりっぷ」とオサラバしました。

で、アンディとその彼女でテンションが上がったのか、自棄になったのか、河原町駅のロッカーにパソコンをぶち込み《嘘ーっぽく嘘ーっぽく笑って(向井秀徳風)》山へ向かいました。鞍馬へ。

で、紅葉狩りなどの画像お裾分け。
(2月の全国大雪のこの時期になんではございますが)

https://youtube.com/shorts/9zbYQFEfzRo?si=dc3LDhQ4IlA7RqO6


鞍馬

本日は、気ままなnoteにお付き合いいただき、誠にありがとうございました。

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