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石垣島“やえやまファーム”さんの取り組みについて
前回は沖縄は石垣島にございます“やえやまファーム”さんの『バタースプレッド』をご紹介させていただいたのですが、今回はその“やえやまファーム”さんの取り組みをちょっとだけご紹介させていただきます。
何故ご紹介するのかというと取り組みと方向性に共感した部分が多かったから、ということとなります。読んで取り組みに共感した方にポジティブな“何か”が伝わればよいと思っております。
で“やえやま”さんと云えば、まずパイナップルジュースです。無理矢理押しかけた際に、なんとそのジュースをいただきましたが、これがもう圧倒的に美味しいジュースでした。間違いなく人生で飲んだパイナップルジュースのなかで一番です。
![](https://assets.st-note.com/img/1712219031394-DRCwQSQcwh.jpg?width=1200)
そして、コンセプトはなんといっても「循環型農業」です。
石垣島の恵まれた自然と共生しながら、化学肥料に頼らない有機農法を実践しています。よりよい作物を育てるために牧場も運営し、理想の循環型農業を目指しています。
「循環型農業」とは、下記のイラストのような感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1712218803310-FQ0hJxKnVI.jpg?width=1200)
パイナップルの製品で出たまだ食べれる通常廃棄される一部をアグー豚さんに食べてもらい、そこででた「フン」などの堆肥(たいひ)をまた肥料にするという仕組みで少しでも無駄をなくそうとする試みです。
堆肥(たいひ)とは ―
稲わらや落ち葉、家畜ふん尿、食品残渣などの有機物を、微生物の力を使って分解させ、成分的に安定化するまで腐熟させたものをいいます。
昨今の『SDGs』という言葉に踊らされただけの企画(勿論、そうでないものもありますが)という感じではない地に足の着いた取り組みですよね。素晴らしいです。
そして、わたしが一番感動したのが、やえやまさんの肥育牛は肥育後期に与えている特別なエサがあり、そのなかに『泡盛粕(あわもりかす)』を入れているそうです。それは泡盛作るときの産業廃棄物なのですが、それをエサに混ぜ、「石垣の塩」の商品にならなかった塩を加え発酵させてから石垣牛に食べさせているそうです。
で!その牛さんですが!
牛の呼吸から『メタンガス』が出ているていうのを知っていましたか?その牛の呼吸のメタンガスが地球のなんと40%に及ぶのです。それはわたしも知っておりましたが(げっぷという表現の記憶もあったような。。「グリーンピース」か「Avaaz」のメールで知ったのかな)とにかくすごい数値ですよね。
その発酵させたエサを食べた牛さんのメタンガスを[メタンガス測定器]で測ったところ、圧倒的に少ない数値だったそうです。すごいです。
発酵食品といば、テレビドキュメントショーで俳優の小雪さんが各地の発酵食品を廻る旅とかもあり再注目されていますが、動物には発酵食品が効くんでしょうね。
で、こういった意志のある取り組みをしようとする活動をアートホテル石垣さまの動画(YouTube)で拝見できます。
あぁ、また石垣島に行きたくなってきました。読んでくださり、ありがとうございました。
* * *
やえやまファームさま
https://yaeyamafarm.net/
アートホテル石垣さま
https://www.art-ishigakijima.com/
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