QAにジョインして3年目になる事から振り返る
ライフイズテックで1人QAを担当しているotkyskです。いつもブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
2022/12にQAとしてジョインしてから来月で3年目を迎えるので、振り返りをしようと考えました。
ジョインしたての頃
QAを必要としているという会社と、QAとして活躍したいという意志がマッチングして会社にジョインしました。最初は仕様を理解する為に自動テストツールを作成しながらも大枠の仕様、細かい仕様を理解していきました。
ProjectManagerからの引き継ぎ
会社にジョインする前はProjectManagerがテスト仕様書を作成するという負担を無くし、ProjectManagerはProjectManagerがやるべき業務(具体的には仕様書の作成やCS部門への均衡)をやっていただいて、QAとしてテスト仕様書を書くという事を引き継ぎました。2023/4以後、テスト仕様書を自社で作成して、外注先にはあくまで打鍵のみを発注するという形を取りました。
別プロジェクトへの参画と二刀流
2023/7より別プロジェクトへの参画をし、本格的にQA活動を行う事となりました。最初はエンジニアの視点での観点出しに従い、テスト設計を行うという形を取りました。前述にも記載しましたが、テスト仕様書を自社で作成して、外注先にはあくまで打鍵のみを発注するという形を取りました。
シフトレフトを取り入れる
仕様書がインプットされるが、仕様として取り入れて良いか?メッセージや文言がユーザーからするとどう見えるか?と第三者視点でのレビューを行い、実装前でのバグ混入防止の活動を進めていました。指摘内容も一覧化して、再発防止へと繋げられるようにしました。今では仕様書の質も向上し、実装・QA前のバグ混入防止という目的は果たせているかと考えられますので、継続しています。
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自動テストツールの見直し
過去の記事にもありますが、自身がQAとしてジョインする前に導入されていた自動テストツールに限界が見えてきたので、自動テストツールの見直しを行いました。結果だけ書きますが、自動テストツールの効果は大いに発揮され、コストも1,400,000円 → 0円と削減する事に成功する事ができました。テストの数も増え、見直した結果は非常に良い結果であったと判断できます。
行動方針は"とにかく継続"、"隙間を改善"、"違和感を感じたら振り返る"
QAという立場が無意味になると、プロダクトの品質というものがそもそも意味を為さないという事からダイナミックな事はいきなりせずに無難に継続する事が大事だと考えられます。ジョインする前にいた会社ではQAは要らない、動作確認だけで十分という方針転換を受けて、基本パスの動作確認(よくデバッグと言われるが、デバッグではありません)を皆でやるという稚拙さを感じまして、今の会社ではQAの必要さを理解してくれる(継続する事を期待している)チームに入れる事がありがたく思えています。
また、開発プロセス上で生じる隙間が生じたり、違和感を感じた時はQAは敏感にならないといけません。QAより、生じた隙間や違和感についてエスカレーションした上で、隙間や違和感を残さずに円滑な開発プロセスに磨き上げる事を自社QAだから出来る事だと考えられます。
QAをコンサルする会社で出来る事を自社のコストでやる事でコストの発散を防げるかとも考えられます。
最後に
来月から3年目を迎え、心機一転、自社QAとして重要な立ち位置であるという心構えを忘れずに活動・支援していきたいと考えています。
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