1年目のQA立ち上げ総括
あけましておめでとうございます。
ライフイズテックで1人QAを担当しているotkyskです。いつもブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
2022年12月からライフイズテックにジョインしてから1年経ちましたので、従来の取り組みに対する結果・評価をまとめていきたいと考えています。
ライフイズテックにジョインした経緯
QAに10年以上携わってきて某大手メーカーでは管理業務がメインで、退職後はベンチャーやスタートアップで1人QAを主に担当して、諸事情によってQAが続けられなくなったところで、たまたまライフイズテックのQA募集に目に止まったのでエントリーしました。
QAプロセスを回せて品質向上に繋げられる活躍が出来ると評価されてジョインすることができました。特にプロダクトの特徴や業界は問わず、QAを担当できるという最低限の条件を満たせればと考えていたのでマッチして良かったとも考えられます。
ジョインして探った課題
弊社のサービス開発部で注力しているプロダクトには学校向け、塾向けのものがあります。(現在は違いますが)
ジョインしてから学校プロダクトの課題を探ってみたところ、QAプロセスがぼんやりしているという課題があると認識しました。
始まりと終わりが明確化されていない。とりあえずやろう的な体制であった。
自動テストがあまり導入化されていない。(Autifyを使っていたが、一時的にかつ、試験的に使われていた)
テスト設計がされておらず、外注先に観点だけを丸投げしていた。
バグ出しが主に社内で多かった。
PdMがテストケースを作成する事があった。
QAが存在しなかったのでシフトレフトが積極的に行われていなかった。
課題を踏まえて目標を設定してみた
弊社はドキュメントを残す文化と恵まれているので、そのドキュメントをQAに活かすという事、QAが明確化されるようにする、QAのドメインを定義するという事を重きに目標を設定してみました。
1年間の成果
1年間、QAとして働きかけて、すべての課題はほぼ、クリアしてきました。
ただ、クリアしたからOKというわけではなく、2年目以後は現在、取り組んでいるQAプロセスならびに開発プロセスの維持と強化に努めなくてはなりません。
特に以下の点は2年目の課題になるのではないか?と考えています。
QAの認知度の向上
シフトレフトの徹底・強化を行い、バグの未然防止に繋げる
バグが出そうなテスト設計を行えるようにする
QAに関するイベントには積極的に参加し、フィードバックを行う
QA活動を終わらせない
最後に
QAを募集している会社はいまだにあるという点を踏まえ、自身のブログをご覧いただいて参考になりましたら幸いです。今年もQAに関する内容を投稿していく次第です。
何卒、よろしくお願いいたします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?