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スキルが上がるとモチベーションが下がる
スキルアップは誰もが望みますよね。
特に療法士は技術を上げることに尽力する傾向があります。
しかも、そのほとんどの療法士は、
ある程度出来るようになると、
飽きてしまうようですね。
途端にモチベーションが下がってしまいます。
ドーパミンが前頭前野に作用し、
「得られないけど、それを得る為に頑張っている」
状態が、最も意欲的な脳になっています。
そのため、脳の機能上ある程度は仕方ないともいえます。
ですが、新人や若手に継続して頑張ってほしいと思うなら、
困った現象です。
どうにかモチベーションを保っていてほしいですよね。
こういう状況に陥っている人は、
サボっている訳でもなければ
やる気がないわけではありません。
単に満足しているだけです。
30~40点だったものが、
70点の仕事ができるようになり、
それで認められた事で、満足してしまったんです。
だったら、ちょっとだけ負荷をかけてみませんか?
その人が70点から80点にする努力よりも
現状維持を望むなら、新たな課題や仕事を与えてみる。
70点の状況で、ちょっとした失敗体験をさせる。
指導役として学生に一時的に指導を任せてみたり、
勉強会の講師や、外部勉強会の伝達講習をさせても
いいかもしれません。
ちょっとだけ努力しなければばらない、
少しだけ高いハードルを与えてみましょう。
こういった人は、
先輩や上司が上手に使ってこそ活きる人材です。
自立や独立独歩だけが
理想の療法士像ではありませんよ。
作業療法塾 主宰 齋藤 信
臨床共育メンター(R)
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