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ある秋の日
なんて事のない日記です。
恐らく一年後の生活の中では感じられないことかもしれないので、自分と子供の為に残しておきます。
三女の出産のために頂いた育休の真っ最中です。仕事がサービス業のため、基本的に土日に会社に行くことが多いので、週末を家族と過ごせるこの時間はとても貴重なのです。
その三女もそろそろ退院の兆しが見えてきています。
初めての櫓
今日は次女と保育園の町内のお祭りに参加しました。
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僕らの住む大阪の南部は秋になると地域毎に櫓があり、祭りの日には町内を練り歩きます。
僕も妻もそれぞれ違う場所の出身ですが縁があって五年前、結婚を機にこの大阪府泉南市での生活を開始しました。
正直に話せば
二人ともここが地元ではないので、生でお神輿を見ることも、かの有名なだんじりもニュースの中の世界です。正直に言えば通勤で使う道路の規制があったり、仕事としてもお休みする人がいるので、いい印象ばかりではありませんでした。
それが育休をいただけた事で、そのお祭りを目の当たりにすることができました。
結論を言えば、外から櫓を見ているだけでも楽しいものでした。
ハレが集まっていた
日常とは違う「ハレ」が見事に集約されていました。大人も子供も男も女も、初めて会う人でも声を掛け合いやすい。
普段の「ケ」の時には、どうしても照れがあったりそれぞれの役割があり自然と壁があるけれど、それが一気にとっぱらわれていました。
人間関係が改めて活性化される
それとこの地域に住んでまだ五年の僕らでさえも、普段会わない人とばったり出くわす事がありました。
お祭りは、コミュニティとコミュニティの間にある壁に横串を刺してくれますね。
なんだかこれまで築いた人間関係で、普段は思い出す事が少ない人の顔が見れたりで特別な思い出になります。人によっては何年と会えずにいた人との出会いもあるのでは。
結束の強さ
以前勤めていた職場でチームで作業をする時があり、息のピッタリとあった二人がいました。互いに信頼関係が大きい事が周りの目から見てもはっきりしていたのですが、聞くと同じ地域で育ち、同じ櫓を引いた仲だと。
子供達がこの重たいであろう櫓を引くために協力し合っている姿をみると、それも合点がいくように思いました。
自分が育った場所を知って欲しい
今回はもうすぐ3歳になる次女とのお出かけでした。少しでも育った街での楽しい記憶として残ってくれればと思います。
来年以降もタイミングが合えば子供たちに見せてあげたいなと思います。
三女もそろそろ退院、準備を進めないと。
本当になんて事のない話をお読みいただき、ありがとうございます。
もしよろしければ、三女のことを書いたマガジンがあります。ご興味ありましたらよろしくお願いします。
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