お寺でワーケーション!?和歌山県 那智勝浦でのモニターツアーをご紹介
新型コロナウイルスの影響もあり、近年テレワークやワーケーションを取り入れる企業も多くなりました。
「ワーケーション」に対して、貴方はどのようなイメージお持ちでしょうか?
膨らむイメージは十人十色だと思いますが、その中でも珍しい「お寺」でのワーケーションについて今回ご紹介します。
2021年11月27日〜29日、和歌山県那智勝浦のTemple Hotel 大泰寺にてワーケーションのモニターツアーが開催されました。
当モニターツアーは、那智勝浦観光機構の主催で、日本各地のワーケーションの取り組みについて議論・共有がなされました。
本記事では、モニターツアー1日目の様子をご紹介します。
大泰寺 西山住職 「寺泊の魅力と将来展望」
大阪観光大学の小野田金司先生よりご挨拶があり、その後大泰寺の西山十海住職よりスピーチが行われました。
開創1200年の歴史を持つ大泰寺では、お寺に泊まっていただく宿坊事業だけでなく、キャンプやテントサウナなど様々な体験を提供しています。
・大泰寺の敷地内でできるお寺キャンプ
・大泰寺の横を流れる清流、太田川を水風呂として使うテントサウナ
西山住職は、「もっと多くの方にお寺に親しんで欲しい。」そういった思いから多様な取り組みを行っているとのこと。
また、坐禅における集中とサウナでの「ととのう」状態が似ていることから、大自然を利用したリバーサイドサウナにも取り組んでいると話されていました。
今後はワーケーションとして、仕事に坐禅やサウナを織り交ぜた取り組みにも力を入れていきたいとのことでした。
パネルディスカッション 「ワーケーションの魅力と課題」
モニターツアー1日目には、登壇者によるパネルディスカッションも行われました。
<モデレーター>
小野田金司先生(大阪観光大学)
<パネラー>
・西山十海住職(大泰寺)
・櫻井亮太郎氏(宮城ワーケーション協議会 共同代表)
・中川智博氏(Tokyo Creative 代表取締役)
「ワーケーションの魅力と課題」をテーマに、和歌山県や宮城県のワーケーション事例などが話し合われました。
その土地・その施設だからこそできるコンテンツの提案が大切だという意見など、ワーケーション事業に関わる当事者だからこそ抱く貴重な意見が飛び交いました。
夕食は地元の海鮮食材を使ったBBQ
夕食はBBQで、伊勢海老など地元和歌山県で採れた食材に舌鼓を打ちました。その土地のローカルな食事を楽しめるのも、地方でのワーケーションの魅力の一つですね。
少々肌寒い季節でしたが、焚き火で暖をとって参加者同士は交流を深めました。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、お寺ワーケーション・モニターツアーについてご紹介しました。現在多くのお寺で活用されている宿坊(お寺に泊まる)だけでなく、今後は「お寺で仕事・ワーケーションをする」ということも増えてくると思います。
お寺でシゴト。「場」の力を感じながら、心地よく働く経験をぜひ一度してみてください!
▼今回ご紹介したお寺:大泰寺
・お寺での宿泊について
https://oterastay.com/daitaiji/stay/
・お寺キャンプについて
https://oterastay.com/daitaiji/camp/
・お寺ワークについて
https://oterastay.com/daitaiji/work/
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