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転職したときやったこと 備忘録 1/3



私流、応募したい企業の見つけ方

①とりあえず、転職サイトに登録

すぐに転職するか分からなくても、何も気にせず転職サイトに登録します。
転職意思100%ないと登録しないで!なんて言うサイトは、私は見たことがありません。
私は最初、まったく分からなかったので、とりあえず、doda、リクナビnext、エン転職など有名どころに複数登録してみました。
複数登録した理由は、不動産を探すときも有名どころのサービスをなんとなく複数見ていたからです。ただそれだけです。

すごく細かく言うと、サービスごとにもちろん細かい特色があります。
このサービスはこの職種に強みがあると言う特徴もあります。

そこまで気になって最初から自分に完璧に合うものを選んで登録していきたいというガッツのある方は、細かく調べて登録するサービスを選んでいただけたらと思います。
サービスごとの特色は、応募者ページより、掲載したい企業様向けのページに顕著に表れているなあと、個人的な肌感として感じます。

②理想や憧れの企業、こうだったらいいなという条件で絞って求人を検索する

条件とかまだ入れられないよ、無理、と言う方、マイペースで大丈夫です。
ここは一旦無視して、下記の「自分の経験を棚卸する」へ飛んでください。

このまま読み進めたい方はどうぞこのまま進んでくださいませ。

私は結構せっかちさんで、登録だけでは物たらず、バンバン検索条件を入れて自分が理想とする職場の求人票を眺めていました。

絶対行けないだろう、と思うような憧れの企業の求人を見ることももちろんありました。
転職サービスに登録して、自分には絶対応募資格ないと心底思っていながら、それでも気になる企業について、求人票を検索して閲覧することは罪に問われるようなことではないです。
いくらでも見ましょう。

のちの記事でも書きますが、正直に言うと、私は一時期、 趣味:求人票を読むこと でした。
転職活動をしていたときは、求人票を読むことと、面接対策をすることが本当に楽しかったことを今でも思い出します。

話が逸れてしまいました。
求人票検索でのポイントは、条件を細かく決めて検索することです。

求人票見るのが楽しくない、しんどい、という方は、理想ではない条件にして沢山見すぎているからではないかと思います。
お部屋探しの際に、全然理想の条件と異なる物件を100件も200件も吟味することは疲れますよね。
自分の理想に焦点を当てて、その軸はぶらさず求人票を見ることをお勧めしたいです。

そして、もっとも重要なことは、応募資格を気にしないことです。

求人票の見方

①休日・休暇の詳細を見る(絶対譲れない条件箇所を見る)

私が重視していたのは休日休暇です。特に年末年始休暇と祝日の扱い。
そして何より土日の出勤に関する扱い。
仕事内容がいかに自分の理想であろうとも、福利厚生がいかに自分の理想を凌駕していようとも、休日休暇の条件が合っていなければ私は応募しません。
なぜなら、採用となっても絶対その会社に行かないから。
間違って入ってしまうと、その企業の方にも未来の私にも失礼です。
絶対譲れない条件って、そう言うものだと思っています。

年末年始休暇を日付で開示している求人票もあれば、求人票に日付までは載せていらっしゃらない企業さんもあります。
日付がわからない場合は、その会社のホームページやSNSを見て、お知らせ箇所などで長期休暇の詳細の記載がないか探していました。
何度もしつこいですね。けれどもいいます。
絶対譲れない条件って、そう言うものだと思っています。



②仕事内容を見る

もちろん、②にすすむのは、①が自分の条件に合っていたら、です。
ここからが求人票を見る醍醐味ですね。
仕事内容の箇所に記載している内容から、私はざっくり以下の3つの内容を読み取るようにしていました。

  1. この仕事は、1日のうち、出勤から退勤までのタイムスケジュールってどう言うイメージかな、繁忙期はいつかな

  2. この仕事内容を行う上で、大変そうなポイントはどこかな

  3. この仕事内容を自分がするとしたら、今までの経験で役に立てると証明できる経験はどれかな

上記の1と2について、想像ができないときは、他に何の情報があれば想像ができるのかを考えました。
例えば、

  • 会社のホームページを見る

  • 会社が投稿しているSNSを見る

  • 会社が取り上げられている記事や媒体を読む

  • 似たような職種の仕事内容の記事を読む

などなど

もしも過去の私が上記を見ても、もしくは見ることなく、「え〜、イメージなんて全然できないよ」と私にアドバイスを求めて来れば、私は躊躇なく、その仕事本当はやりたくないんじゃないの?と言葉をかけると思います。

やりたいけどイメージできない仕事、イメージする気も起きない仕事、そんなものより、イメージができてやりたい仕事をしてほしい。
想像ができないような危ない綱渡りをせずとも私は幸せになれるよと伝えたいです。

記載の3番目「この仕事内容を自分がするとしたら、今までの経験で役に立てると証明できる経験はどれかな」と言う部分について、
私そんな経験ない…
と思っている場合は、下記の「自分の経験の棚卸をする」箇所に飛んでみてください。


③応募資格と応募背景に注目

ここでは、②まで見て是非自分としてはやってみたいんだ!と感じている方のうち、けれども応募資格に満たないかも…と不安をお持ちの方への些細なアドバイスです。

元採用担当者目線で申し上げますと、ポテンシャル採用なるものがあります。
これは、応募資格には満ちていないが、この人は活躍すると期待が持てるから、と言うような理由で採用が決まるものです。

これはおそらくですが、過去の私、幼稚園以外はすべてポテンシャル採用だと思います。

ただ、もちろん、ポテンシャル採用ができる場合とできない場合があります。
ポテンシャル採用でとってもらうと考えると、私の意見ですが、難易度が高い(ちょっと無理な)キーワードは「欠員補充」だと思います。

これは、会社視点ではそのポジションの人がいなくなるイメージです。
つまり、抜けた人がこれまでしていた内容と同じ仕事内容を、同等以上の質で、スピードで、提供することができる人材、を探していると言う意味だと私は捉えています。

未経験の方にとっては、その期待に応えることは負担が大きい。
それに何より、
採用する側の視点で、教育ではなく引き継ぎで、できる限り早急に業務を滞りなく進めることができる人がほしい、という背景での募集である可能性が高い。

この点から、募集背景が欠員補充の場合は経験者がかなり優遇されると捉えて、これまで転職活動をしてきました。

反対に、ポテンシャル採用の可能性が上がるキーワードとしては、「事業拡大」や「大量採用」です。
私の狙っていたキーワードは「事業拡大」でした。


④福利厚生・待遇面の確認

私としてはこのあたりはとりあえず見ておくくらいの雰囲気で読んでいました。
おおよその月給や年収を算出するのに必要になるくらいの認識です。
ここを重視されている場合は、①として最初に見る方が良いかと思います。


⑤最後!企業の口コミを見る

求人票から一度離れて、ネットでその会社の評判を見ます。
お客さんが投稿する口コミではなく、働いていた人が書いている口コミを見ます。
企業によっては部署や職種で全然違うことが書いてありますので、私は、自分が応募したいと思っている部署、職種に絞って調べていました。



自分の経験を棚卸する

目的は、やりたいこと、と、できることを認識することです。
下記は私のやったことなので、無理に真似していただかなくても大丈夫です。
へーこんな方法あるんだなー、知ってたけど、みたいな感じで捉えてください。

ある日の出勤から退勤までにやったことを、時間を軸に箇条書きにする

カレンダーの裏側とか、そこら辺の紙に、まず左上、出勤時刻を書いてください。
だいたいでいいです。
そして、次に左下に退勤時刻を書きます。

時間を記入する列と、業務内容を記入する列の2列構成にできるよう、適当なところ(左から右を3対7くらいの範囲で区切るイメージ)で上から下に、一本線を書いてください。

あとは時間ごとの業務を書いていきます。
朝の時間に1日の教科をサラーっと見ているならば「予定の確認、学習内容の把握」のように書いていただいていいですし、
朝礼がある場合は、「朝礼」と書いていただければと思います。


やりたくない仕事にマークする

書き出したすべての業務内容から、自分にとって嫌な仕事、苦痛な仕事がわかるよう、蛍光ペンなどでマークをしてください。


マークが入っていない業務を眺める

マークが入っていない、つまり残った業務はあなたが苦なくできる仕事ということになります。

残った仕事内容を基準に、今後のやりたいことを別の紙などにどんどん書いていく、
また、残った仕事内容を基準に、検索したい仕事の条件とするならどういう内容になるかを、転職サイトの検索条件と見比べて考える、ということができます。

こんな方法でもやりたい仕事の条件は見つけることができますから、転職したいけどやりたいことなんてない、という方は、どうか不貞腐れずに、自分がやってもいいと思えることを見つけてみてください。


書いたことはすべて、あなたがやってきたこと

マークが入っているものも、入っていないものも、どちらも過去に経験されている内容です。
これを、1年など、一定の期間ごとに時間単位で細かく書いていくのは大変ですが、これまでの経験を細かく認識する上で、ある期間や行事ごとの自分が行った業務を細かく箇条書きにすると、案外スムーズに自分の業務の棚卸しができます。

やり方は

自分視点で、やったことを書き上げる

やったことについて、全体視点での意味づけする
 =自分の働きが誰に、どう役に立つよう考えて実施した、その効果はこれです
 という雰囲気の文章で書くイメージです



毎年とか半年に一回の棚卸しが便利

過去3年分振り返ろうと思うと、正直忘れているし、めんどくさい気持ちが大きくなってしまいます。

できれば半年に一回は自分のやったことの棚卸しをすると、今まで気づかなかったことに気づけたり、こういう経験してみたいという前向きな気持ちも生まれるので、おすすめです。

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