大手町くずろう@ベンチャー経営

教育学部卒、セカンダリSIにてSEを3年。教員を目指すも適正に疑問を感じ外資系金融でS…

大手町くずろう@ベンチャー経営

教育学部卒、セカンダリSIにてSEを3年。教員を目指すも適正に疑問を感じ外資系金融でSEを3年。創業3年のブティックSIに転職。資産運用特化のプロジェクト完遂数は常人の3倍。IPO準備を契機にCFOに転身し3年で東証マザーズ上場。経営企画担当Now。「くずはくずでも星屑のくず」

記事一覧

アフターデジタル2な世界

みなさん、こんにちは、大手町くずろうです。 今日は、「アフターデジタル2(UXと自由)」という本を紹介します。この本は、昨年ベストセラーとなった「アフターデジタル…

ファリテーション・フレーズ

こんばんは、大手町くずろうです。 今日は「ファリテーションがうまい人って、どんなフレーズを多用しているだろうか」と、ふと考えてみた。 簡単にいうと 相手の話を受…

よい事業計画とは

こんばんは、大手町くずろうです。 本日は「よい事業計画」について考えてみたい。 くずろうは「よい事業計画は安心と興奮で構成されている」と考えている。これは宇宙兄…

New外見力

こんばんは、大手町くずろうです。 本日は「アフターコロナに求められるNew外見力 」について考えてみたい。 見た目と年収の関係 経済学者のダニエル・ハマメッシュ氏が…

いつになったら英語が話せるようになったといえるのか

こんにちは、大手町くずろうです。 今日は、「いつになったら英語が話せるようになったといえるのか」について考えてみたい。 個人的に、外国人と会話を持つことは緊張を…

積み立てと取り崩し

こんにちは、大手町くずろうです。 今日は、「積み立てと取り崩しのベストミックス」(資産運用)を考えてみたい。 成果の実感とは、なんだかんだで実現益 「定期定額の…

内部管理体制構築の第一歩

こんばんは、大手町くずろうです。 今日は、「内部管理体制構築の第一歩」について考えてみたい。 実はベンチャーCFOは意外にもこんなことに困っていたりする、たぶん。 …

対話を武器にする

こんばんは、大手町くずろうです。 今日は、「他者と働く(「わかりあえなさ」から始める組織論)」という本を紹介します。​ちなみに、私は現在、埼玉に住んでいますが、…

感情労働を最小化したい

こんにちは、大手町くずろうです。 本日は、「企業や組織の内部における感情労働」について考えてみたい。 「感情労働」という単語を先日初めて耳にした。Wikipediaによ…

SIビジネスの突破口

こんにちは、大手町くずろうです。 本日は、「SIビジネスの突破口」について考えてみたい。 オンサイトからオンラインへまず、SIビジネスの入り口は、顧客の業務プロセス…

負けない新撰組とは。

こんにちは、大手町くずろうです。 本日は、「組織というもの」について、考えて(妄想して)みたい。 理想のスモールチーム個人的には、小さなチームは次のような形で成…

SIビジネスとドッグフーディング

こんにちは、大手町くずろうです。 本日は、「SIビジネスとドッグフーディング」について考えてみたい。 言葉の意味ドッグフーディングという言葉を調べると、次のような…

数値目標は必要か?

こんにちは、大手町くずろうです。 「数値目標(売上とか利益)はなぜ必要なんですか?」「売上ってどうして上げ続けないとならないんですか?」みたいな話でモヤモヤする…

業務プロセスにおけるラストワンマイルを最適化するとは

こんにちは、大手町くずろうです。 本日は、「業務プロセスにおけるラストワンマイルを最適化するとは?」について考えてみたい。 一般的に業務というものは、複数のベン…

SIビジネスとSDGs

こんにちは、大手町くずろうです。 本日は、「SIビジネスとSDGs」というテーマで書いてみたいと思います。 働きがいも経済成長も システムインテグレーション(SI)を「A…

With/Afterコロナで、SIビジネスはどう変われるか

こんにちは、大手町くずろう、です。 本日は、SIビジネスのアフターコロナを考えてみたい。 さて、システムインテグレータ(SIer)での働き方には大きく2つの働き方がある…

アフターデジタル2な世界

アフターデジタル2な世界

みなさん、こんにちは、大手町くずろうです。

今日は、「アフターデジタル2(UXと自由)」という本を紹介します。この本は、昨年ベストセラーとなった「アフターデジタル(オフラインのない時代に生き残る)」という本の続編です。著者は、UXデザインコンサルティング会社(株式会社ビービット)の藤井さんです。

ちなみに、この本には、DXとUXという略語が激しく出てきます。ともに「X」なのですが、かたやトラン

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ファリテーション・フレーズ

ファリテーション・フレーズ

こんばんは、大手町くずろうです。

今日は「ファリテーションがうまい人って、どんなフレーズを多用しているだろうか」と、ふと考えてみた。

簡単にいうと 相手の話を受けて、「それって、簡単にいうと、こういうことだよね」という確認をする。これは非常に有用だと思う。一緒に議論に参加している人への助けにもなる。議論についていけず置いてきぼりになっている人は結構いる。そういう人たちが、「なるほど、簡単にいう

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よい事業計画とは

よい事業計画とは

こんばんは、大手町くずろうです。

本日は「よい事業計画」について考えてみたい。

くずろうは「よい事業計画は安心と興奮で構成されている」と考えている。これは宇宙兄弟にでてくるエディ登場のシーンでの「リーダというのは安心と興奮を同時にくれる」のパクりですが、本当にそう思います。

では、安心と興奮で構成される事業計画とはなんなんでしょうか。

結局のところ何を伝えたいのか対象となる事業をいくつかに

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New外見力

New外見力

こんばんは、大手町くずろうです。

本日は「アフターコロナに求められるNew外見力 」について考えてみたい。

見た目と年収の関係
経済学者のダニエル・ハマメッシュ氏が書いた"Beauty Pays(美しいことは価値がある)“という本があります。非常にざっくりいうと、美男美女とそうでない人では生涯所得が4760 万円も違う!ということが書かれているようです。(実は読んでません、笑)

くずろう的に

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いつになったら英語が話せるようになったといえるのか

いつになったら英語が話せるようになったといえるのか

こんにちは、大手町くずろうです。

今日は、「いつになったら英語が話せるようになったといえるのか」について考えてみたい。

個人的に、外国人と会話を持つことは緊張を伴う。この緊張は一体なんなのだろうと、友人に相談してみたところ、随分とスッキリする回答が得られた。

コミュニケーションに求める期待値が違う日本人と欧米人ではコミュニケーションに求める期待値が異なる。日本人のコミュニケーションは、聞き手

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積み立てと取り崩し

積み立てと取り崩し

こんにちは、大手町くずろうです。

今日は、「積み立てと取り崩しのベストミックス」(資産運用)を考えてみたい。

成果の実感とは、なんだかんだで実現益
「定期定額の投信積み立て」というのは、本当に素敵な仕組みだと思う。給与天引きで、毎月定額積み立てをすれば、自動化され、投資の意思決定にいちいち悩むことなく資産形成をしていくことができる。長期でほったらかしにしておけば投資成果に一喜一憂することもない

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内部管理体制構築の第一歩

内部管理体制構築の第一歩

こんばんは、大手町くずろうです。

今日は、「内部管理体制構築の第一歩」について考えてみたい。

実はベンチャーCFOは意外にもこんなことに困っていたりする、たぶん。

社内のネットワークのダウン、ファイルサーバのダウン、PBXがダウン。グループウェアがダウン。停電対応。回線増強。冗長化。データバックアップ。シャードIT。BYOD。情報セキュリティ。顧客からのDD。PC発注。モニタ発注。複合機リー

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対話を武器にする

こんばんは、大手町くずろうです。

今日は、「他者と働く(「わかりあえなさ」から始める組織論)」という本を紹介します。​ちなみに、私は現在、埼玉に住んでいますが、この本の著者は埼玉大学の経済経営系大学院の宇田川准教授(経営学者)のデビュー作だそうです。奇遇。とはいえ、経済経営系大学院は東京のサテライトキャンパスで開催されているのだとは思いますが、笑。

この本、NewsPicks の出版社(htt

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感情労働を最小化したい

感情労働を最小化したい

こんにちは、大手町くずろうです。

本日は、「企業や組織の内部における感情労働」について考えてみたい。

「感情労働」という単語を先日初めて耳にした。Wikipediaによれば、次のような労働らしい。「肉体労働」と「頭脳労働」のほかに「感情労働」というものがあるということだ。

感情労働(かんじょうろうどう、英: Emotional labor)とは、感情が労働内容の不可欠な要素であり、かつ適切・

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SIビジネスの突破口

SIビジネスの突破口

こんにちは、大手町くずろうです。

本日は、「SIビジネスの突破口」について考えてみたい。

オンサイトからオンラインへまず、SIビジネスの入り口は、顧客の業務プロセス全体を知るために運用保守から入るのがいい。スマイルカーブ的に考えてもそれがいい。ここから日常的に顧客の業務アプリケーションやその関連業務と向き合うからこそみえてくる顧客業務の非効率は相当ある。

例えば、顧客の業務プロセス上に存在し

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負けない新撰組とは。

負けない新撰組とは。

こんにちは、大手町くずろうです。

本日は、「組織というもの」について、考えて(妄想して)みたい。

理想のスモールチーム個人的には、小さなチームは次のような形で成長していくのが理想だと思っている。安心感とともに生産性を高めたい。

ひとりでひとりぶんの仕事をするより、
ふたりでふたりぶんの仕事をする方がよくて、
さんにんでさんにんぶんの仕事をすると不思議と安心感が生まれて、
よにんでよにんぶんの

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SIビジネスとドッグフーディング

SIビジネスとドッグフーディング

こんにちは、大手町くずろうです。

本日は、「SIビジネスとドッグフーディング」について考えてみたい。

言葉の意味ドッグフーディングという言葉を調べると、次のような説明がある。

ドッグフーディング(dogfooding)とは、社員が自社製品や自社サービスを日常的に利用すること。もしくは正式リリース前の自社製品を社内テストで積極的に使用すること。その日常的な利用の中から、自社製品の試験運用やベー

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数値目標は必要か?

数値目標は必要か?

こんにちは、大手町くずろうです。

「数値目標(売上とか利益)はなぜ必要なんですか?」「売上ってどうして上げ続けないとならないんですか?」みたいな話でモヤモヤすることがある、今日はこれを考えてみたい。

目標は必要なのか?いきなり話をそらしてしまうが、では、ご自身のキャリアを考えるときにはどうしているのか?みたいなことを考えてみてほしい。

おそらくみなさんなんらか「目標を設定」し、「現状を把握」

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業務プロセスにおけるラストワンマイルを最適化するとは

業務プロセスにおけるラストワンマイルを最適化するとは

こんにちは、大手町くずろうです。

本日は、「業務プロセスにおけるラストワンマイルを最適化するとは?」について考えてみたい。

一般的に業務というものは、複数のベンダーから提供されるサービスを利用して運営されていることが多い。各サービスは、複数ユーザーへの展開を前提としているため汎用性は高いが、柔軟性は低い。更に、その汎用性故に各社の業務を完全にはカバーできないため、隙間領域(その大きさは各社によ

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SIビジネスとSDGs

SIビジネスとSDGs

こんにちは、大手町くずろうです。

本日は、「SIビジネスとSDGs」というテーマで書いてみたいと思います。

働きがいも経済成長も
システムインテグレーション(SI)を「ASCII.jpデジタル用語辞典」で調べてみると次のような記載があります。

企業の情報システムの導入に際し、ユーザーの目的に応じた企画の提案からハードウェア、ソフトウェアの選定、システムの開発や構築、運用までのトータルなサービ

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With/Afterコロナで、SIビジネスはどう変われるか

With/Afterコロナで、SIビジネスはどう変われるか

こんにちは、大手町くずろう、です。

本日は、SIビジネスのアフターコロナを考えてみたい。

さて、システムインテグレータ(SIer)での働き方には大きく2つの働き方がある。「客先常駐」と「自社開発」である。

With/AfterコロナでおきるSIビジネスにおける大きな変化(期待)は、客先も自社もなくすべてオンラインになることだ。もはや「客先常駐」か「自社開発」かの区別がない世界がやってくる。千

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