落海 達也

somo 一級建築士 / 宅地建物取引士 / 不動産コンサルティングマスター/ 2児の父 / 珈琲好き "妄想で、くらしもまちもおもしろく"

落海 達也

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最近の記事

温度感

「温度感」という言葉が好きだ。 以前からも聞いたことがあったとは思うけど、意識したのは恐らく一昨年かと思う。それは「物件ファン」を運営する会社ONDの近藤さんに社名の由来をお聞きしたのがきっかけだ。"温度感のある、もの、こころ、つながりを大切にしたい、という思いを込めて名付けた"という話をお聞きし、なるほど!と妙に納得し、すーっと受け入れることができた。ちなみに近藤(KONDO)さんの真ん中にONDが含まれているというのも面白い。 実際のところどんな意味なのか気になって"

    • いつか別の形で。

      普段、このように思うことはないだろうか? (((何でわたしだけ。。。))) 例えば、週末前の帰社定時ごろ、周囲にいる人の気分が休みの予定で浮かれている中、自分は急な案件で今日中に仕事を片付けてしまわなくてはいけない時。 例えば、マラソンで気持ちよく走っている時に、途中で膝に激痛が走り、びっこ引きながら走らざるを得ない時。 例えば、海外旅行中にスリに会い、行こうと思っていた美術館に行けなくなってしまった時。 いずれも僕の体験談(笑)であるが、もちろん一瞬は悔しくて"何

      • 難解英単語の話

        今日は今までに出会った中で特に印象的だった2つの難解英単語のお話。 アメリカ・カナダの大学入学に必要な英語力試験としてミシガンテストというのがあるのだが、20年ほど前ラスベガスに留学した際にこのテストを受けたことがある。日本ではかなり英単語の勉強をし、語彙力には多少なりとも自信はあったのだが、ひとたびミシガンテストを受けてみるとそんな自信は木っ端微塵に砕け散った。とにかく難しく、気が滅入りそうな感じ。分からない英単語が出て来るたびに辞書を引くということをひたすら繰り返した。

        • テロワールとまちづくり

          以前にワインに関する本を読んでいた時、ふと"テロワール"という面白い言葉と出会った。 テロワール(Terroir)とは、「土地」を意味するフランス語terreから派生した言葉である。もともとはワイン、コーヒー、茶などの品種における、生育地の地理、地勢、気候による特徴を指すフランス語である。同じ地域の農地は土壌、気候、地形、農業技術が共通するため、作物にその土地特有の性格を与える。 ワインやコーヒーなどの作物は、テロワール(土地の特徴)の影響を受け、その土地特有の性格を

          「伝える」と「伝わる」の間に

          建築・不動産という職業柄、建物の仕様決め、照明器具の配置、家具の選定&レイアウト、プロジェクトのプレゼン資料作成、ロゴ制作、イベントのフライヤー制作、Web制作、写真撮影など、ビジュアル要素を持った仕事に携わることが多く、このようなことにじっくり取り組むことが実は好きだったりする。 だいぶ昔の話になるが、あるときイベントのフライヤーをデザインしていた際に、レイアウトをどうまとめるか行き詰まっていた。そんな時、たまたま次のような記事に出会った。 思いが「伝わる」ためには

          「伝える」と「伝わる」の間に

          プラシーボ効果

          人間の体にはまだまだ解明されていない未知の現象がたくさんあり、その1つに"プラシーボ効果"というのがある。ネットで調べてみると、 実際にはなんの治療効果もないはずの薬を飲んでいるのに、効き目があるのだという心理が働いて、本当に症状がよくなることを言います。 とある。 一方、日本には昔から"病は気から"ということわざがある。こちらは「気の持ち方一つで病は良くも悪くもなる」という意味で、看護師だった母親からも小さい頃よく言われていたものだ。これもまさしくプラシーボ効果と

          プラシーボ効果

          ひらめきは常識の裏側にあり

          中学校2年生の頃、大好きだった宮沢りえの篠山紀信によるヌード写真「Santa Fe」が出版され話題になった。これは個人的にも世間的にもかなりセンセーショナルな事件で、その写真集のことが頭から離れなかったのだが、当時の自分の小遣いではとてもそれを買う余裕もなく諦めていたところ、仲の良い友達から"入手したから見に来ない?"という願っても無い素敵なお誘い。持つべきものは友!と友達に心の中で感謝しつつ、早速見せてもらうために家に遊びに行くことになった。 玄関に入り、一目散に階段をか

          ひらめきは常識の裏側にあり

          "偶然の一致"を味方に。

          今から24年ほど前、ノストラダムスの大予言などの終末論が世間を賑わせていた頃、僕は当時ベストセラーとなっていた「聖なる予言(ジェームズ・レッドフィールド著)」という本を読んだ。 四半世紀も前のことなので、大分うろ覚えであるが、その中では人の進化を"次元"という概念で表現されていたように記憶している。例えば"点"という1次元にいる人からは"線"という2次元を理解できない(見えない)といった感じで、自分よりも高次元の人は同じ世界の1つ上のレイヤー(次元)にいるため、その存在自体

          "偶然の一致"を味方に。

          小さく始める

          2019年になり、早50日。何も考えずに時ばかりが過ぎて行く。 目まぐるしいほどバタバタしてた年の瀬だったが、急に時が止まったような正月休みを迎えると自然と気持ちが切り替わるもの。帰省中の高速バスの中で妙にモチベーションが上がり、"抱負"のようなものをざっくり考えていた。 1. 禅とは何か? 2. 発信する。 1つ目の「禅とは何か?」について。 忙しすぎてこんがらがった頭を整理したい、という思いから「禅」に興味を持ったのがきっかけ。まず行動してみようと関連本を2冊

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