地方議員の活動を1つの事業と考えた場合
こんばんは。
今回は、今日(2023年12月11日)の木下斉さんのVoicyからの流れで、自分の議員歳費+政務活動費を売上として考えた時ってどうなん?という記事を書いてみたいと思います。書き始めの段階である程度結論が見えてるので少し萎えてます(笑 よろしければ、最後までお付き合いいただければ幸いです。
念のために言いますが、ネタなので割り引いて読んでくださいね。
https://voicy.jp/channel/2028/677405
【議員歳費は給与か?】
これはよく言われることなのですが、これは所謂サラリーマンでいうところの給与とは言えませんし、言いたくありません。その前にまずは現在の能勢町議会議員に支給される歳費と政務活動費をみていきましょう。
ちなみに、全国の地方議会の議員報酬に触れたものはコチラです。
【事業売上(議員報酬)】
・月額報酬:280,000円 x 12ヶ月
・期末手当:700,000円 x 2回
・政務活動費:10,000円 x 12ヶ月
年収としては480万弱です。そこから税を引かれて当面の手取りは320万くらいになります。今回のテーマで言うなら、事業の売上が約330万円です。
【事業経費(活動費)】
次にこの事業を行う為の経費を考えてみましょう。
・事務所費:3万x12ヶ月 (事業に居住条件がある。生活分と按分)
・交通費:1万x12ヶ月 (車での移動必須、所有と合わせてざっくり)
・宣伝広告費:6万x2回 (活動報告ビラの作成、印刷、折込)
・調査研修費:5万 (ざっくりです)
経費の合計金額は約65万円くらいです。
【営業利益(手元に残ってそうな額)】
上記から、
330-65=265
更に組織活動で15くらい減るので、手元に残ってそうな額は
265-15=「250」
ワーキングプア寸前ですね。
議員報酬としてまだマシなウチですらこれなので、より厳しい地方議会であれば、間違いなく「就いてはいけない職業」に分類されるでしょうね。
【まとめ】
というわけで、ウチの状況を事業としてみた場合はかなり厳しい現実がみえてきました。というか、事業としてなら撤退を考えるものなんでしょうね。
ただ、しっかり任務は全うしようと思ってますので、そこのところはご理解いただきたいのとともに、厳しい状況でも地方議会でしっかり活動をされている方も全国におられますので、是非みなさまの温かい声援とご協力をいただければ幸いです。
私は、空いている時間にガッツリ稼げる仕事を探します。