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何を基準に農業を見るか、間違えば大変なことに(2024/11/13#0425)

太田裕介@キャリアコンサルタント&能勢町議会議員
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Voicyからの抜粋です。全体はコチラから。
https://r.voicy.jp/MLmPp8knmz7

【農業への参入に関する警鐘と現実】
このレコーディングでは、農業への参入を検討している人々に対して、現状の農業を取り巻く厳しい現実と、安易な参入の危険性について警鐘を鳴らしています。

・主なポイント

農業人口の減少: 農業従事者の数は減少傾向にあり、特に小規模農家は厳しい状況にある。
食料自給率: 日本の食料自給率は低く、特にカロリーベースでは38%と低い水準だが、生産額ベースでは61%である。
スーパーの現状: スーパーでは、野菜などが比較的安価に入手できるため、新規参入者が高値で販売するのは難しい。
大規模農業の成長: 大規模農業は、機械化や効率化を進めることで、生産量と利益率を向上させている。
新規就農の困難さ: 小規模農家として独立することは、競争が激しく、成功確率が低い。
野菜栽培の競争: 野菜栽培は、競合が多く、差別化が難しい。
参入前の準備不足: 農業に関する知識や経験が不足したまま参入すると、失敗する可能性が高い。

・まとめ

農業への参入は、決して楽なものではなく、多くの困難が伴うことを理解する必要があります。特に、小規模農家として独立を目指す場合は、綿密な計画と準備が不可欠です。安易な気持ちで参入せず、まずは農業に関する知識を深め、市場の状況をしっかりと把握することが重要です。

・新規参入者が注意すべき点

農業人口の減少: 単純に農業従事者が減っているからチャンスと考えるのは危険。
市場の現状: スーパーの価格や品揃えなどをよく観察し、自分の商品が売れるのかを検討する。
大規模農業の優位性: 大規模農業との競争に勝てるだけの強みを持っているか。スキマを狙うだけの知識と経験、情報が揃っているのか。
栽培技術: 野菜栽培には、高度な技術と知識が必要。
販売戦略: 商品をどのように販売し、顧客を確保するか。
資金計画: 農業経営には、安定した収入が見込めない期間があることを考慮した資金計画が必要。

・結論

農業への参入は、慎重な検討と準備が必要な事業です。安易な気持ちで参入せず、まずは農業に関する知識を深め、自分のスキルや強みを活かせるような事業計画を立てることが大切です。

・補足

このレコーディングでは、農業への参入の難しさについて強調されていますが、一方で、農業には魅力的な側面もたくさんあります。例えば、自然と触れ合いながら働くことができる、地域に貢献できる、など。農業に興味がある方は、まずは農業体験や研修に参加し、実際に農業に触れてみることをおすすめします。

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