【ライブレポート】マニックス/スウェード 最高の夜を過ごした件
年末も押し迫る11月18日。
英ロックレジェンドたちによる、夢のような最高のライブを体験してきましたので早速レポートします。
UKロック重要バンドの競演
90sUKロックを代表する、しかも数少ない現役一線級バリバリの2組。
マニック ストリート プリチャーズ/スウェードのダブルヘッドライナー!
こんなことってある!?
勝ち確定のライブ、これは観に行くしかない!
ということで初のZepp Hanedaへ。
会場キャパ3,000も入るようですね。それを土日2公演ソールドアウトということで、集客力もすごい、さすが。
個人的には
スウェード=2016のサマソニ、マニックスにいたっては2010の単独以来という久々感。
世の中コロナ禍を経て大きく変わりましたよ。
今おいっきり円安だし、よくこの2組を同時に呼べたよねと、プロモーターのクリエイティブマンさんに感謝。
ギャラはもちろんツアークルーやもろもろ諸経費含めると、めっちゃ原価高そう。。利益でるんかいな?とビジネス目線で余計な心配をするほど。
ほんと微々たるものですがドリンクを駆けつけ2杯、興行売り上げに貢献。
MANIC STREET PREACHERS
ほぼ定刻スタート。
赤シャツのジェームス(Vo/Gt)、パンクなジャケットを羽織りグラサンのニッキー(Ba)、なんか見た目変わってない?のショーン(Dr)の盤石3ピース。
スタートからいきなりのMotorcycle Emptiness!!
マニックスといえばコレな代表曲からの堂々とした幕開け。
ギターリフが最高にカッコいい。天にも昇れそうなメロディに体内分泌がドバドバ。
つづくEverything Must Goで更にヒートアップ。
のっけからフルスロットル。
ライブ中盤も、
・ノイジーなギターが炸裂Die in the Summertime
・初期の好きな曲、ソングライティングが光るFrom Despair to Where
・英国民的バンドへ駆け上がるトリガーとなった永遠のアンセムA Design for Lifeと、個人的にも大好きなキャッチ-ソングYour Love Alone Is Not Enoughでシンガロング
終盤に入っても
・パンキッシュで攻撃性全開のYou Love Us!で盛り上がり最高潮
・最後は泣きメロIf You Tolerate This Your Children Will Be Nextで圧巻のフィナーレ
このマニックス、メロディの美しさと切なさが特徴的なバンドですが、ライブでの疾走感は本当に衰え知らず。
ジェームズのボーカル高音部分は流石にところどころ厳しそうだったけど、伸びやかな声量に圧倒されました。
▼アルバム別 演奏曲リスト
万遍なくという感じですが、1st曲がダントツに多い。
それだけバンドにとっても、そして勿論ファンにとっても色褪せないマスターピースなアルバムということですね!
SUEDE
最新ALジャケットをバックに、揃いも揃って黒衣装に統一された5人登場。
スタイリッシュな様はプロフェッショナルそのもの、ステージ映えしすぎ!
1曲目は去年リリースのALからTurn Off Your Brain and Yell、正直ごめんなさいこの曲聞き込んでいなかった。。幸先つまずく。
つづく2曲目、3曲目も最新ALから。
サビでのブレット&ニールの掛けあい最高なPersonality Disorder、2ndシングルである15 Again
そして4曲目お待ちかねTrash!
からのAnimal Nitrate!
会場の盛り上がりが半端なかったです。みんな歌う歌う♪
間違いなく今回ライブのハイライト。
その後も
・2ndAL期を彷彿とさせる泣きメロLife Is Goldenに圧倒され
・最新ALのなかで最も好きな曲She Still Leads Me Onのサビで声枯れ
・アコギ弾き語りのThe Wild Onesではブレットの歌声をしっかり堪能
・Everything Will Flowの美しさはライブでも格別
あっという間に終盤、こっからのラスト3曲は怒涛の流れ!
So Young→Metal Mickey→Beautiful Ones
立ちっぱなしでしんどい足腰もお構いなしに、青春を過ごした90年代の時のように盛り上がりました。
それにしてもブレットのパフォーマンスはスゴイですね。
相変わらず腰クネクネダンス、マイクコードもてあそび、そんでぶんぶん振り回す、モニタースピーカーに昇っての客あおり。
この運動量は相当鍛えているんでしょうね。
▼アルバム別 演奏曲リスト
マニックスとは異なり万遍なくというより最新AL+初期ALの構成。
00~10年代どこいった?笑という編成でした。
この2020年代にまさかこの2組が同時に観れるなんて。。
Motorcycle Emptinessで始まり、Beautiful Onesで〆となる、なんて贅沢な。。
そんな最高の夜でした。
できれば、無いと思うけど、、願わくば、oasis vs blur の2マン観てみたい!
そんなことも勝手に妄想しちゃいました。