労働問題(1)内部告発をする前に
職場の不正がどうにも我慢ならなくて「内部告発をしたい」と思っている人はSNSで拡散する前に、できれば弁護士に相談してください。 告発者に「ノーダメージ」で目的を達したことは何度もあります。
内部告発も、やり方がうまくないと、名誉毀損などで訴えられるリスクがあります。そこをどうやって避けながら不正を暴くか、これは法的な判断と有効な手段のバランスの問題です。 そこは弁護士が関われるところです。
その問題が労働環境(例えば長時間労働)に関わるのであれば、かえって会社に支払わせることもできます。 また労働組合が関わって環境改善を求めることもできるでしょう。 動く前にぜひ相談を検討してください。
相談する弁護士に迷ったら、日本労働弁護団所属の弁護士への相談をご検討ください(私も所属しています)。 各地の相談窓口はこちらです。