お嬢様ダウトという狂気のゲーム
配信番組などのコーナーで既存のゲームをちょっとだけルールをいじったオリジナルっぽいゲームを企画することが結構ありまして、その中で割りと出来が良かったものがあったのでここで紹介してみようと思います。
『お嬢様ダウト』
ルールは簡単。2人でも出来ますが3人以上推奨です。
基本ルールはトランプゲームのダウトとほぼ同じ。
手札を5枚ずつ配り順番に場に1枚ずつカードを伏せて1から順に出していきます。自分の順番で出すカードが無い場合は嘘をついて違うカードを出すか、山から一枚引きます。なお、同じ数字のカードを複数枚持っていれば同時に出すことも出来ます。ジョーカーはオールマイティーとなります。
出したカードが嘘っぽければ他のプレイヤーはダウトを宣言します。
そしてカードが嘘ならカードを出した人が、カードが本当ならダウトを宣言した人が場のカードをすべて引き取ります。
さて、ここまではダウトなのですが、ここからがオリジナルルールです。カードを出す際に、A(1)なら
「1,いいお紅茶ですわね」「1,いちごがたくさん乗ったパフェをお持ちなさい」のように数字を宣言した後に、数字にちなんだお嬢様が言いそうなことを続けて言っていきます。
要するにお嬢様ダウトと言いながらダジャレ好きなおっさんに有利なゲームとなっています。
もちろん、カードの数字によるダウトとともに「お嬢様はそんなこと言わない」ダウトも有効となります。
その場合、こういうお嬢様であると言い訳したりしつつ、他のプレイヤーに判断を仰ぎましょう。
例えば
1,なら い、いち、ワン、エー
2,なら に、ふた、ツー、リャン
3,なら さん、み、みつ、スリー
などが頭につく単語を言っていきジャック以降は
J, ジェー、イレブン、ジャ、ジュ、ジョ
Q,キュー、クイーン、じゅうに、キュ、ク
K,ケー、キング、じゅうさん、ケ、キ
あたりが頭につくようにします。
もちろん、「お嬢様が言いそうなこと」を他のものにすれば別のゲームとして楽しめます。
(例:任侠道ダウトやおたくダウト、酔っぱらいダウトなど)
なお、大抵の場合手札が際限なく増えていくことが多いため時間縛りでプレイすることをおすすめいたします。
何回か番組でやってみたのですが結構面白いので、好きにやってみてください。
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