犬に好かれる凄いおじさん
朝晩に犬と散歩をします。三日坊主の私がウォーキングを続けるなんて考えられませんが、犬がいるから、毎日運動ができています。
この頃は、桜がきれいに咲いて、散歩がより楽しくなっています。
以前記事にした通り、愛犬は運動が得意な犬種で、何のトラウマか、宅配便のトラックや郵便屋さんのバイクに吠えて向かっていこうとします。
我が家の犬が大好きなおじさんがいます。
おじさんを見つけると脇目もふらず一目散に速足で歩き出します。
おじさんは3匹の小型犬を1匹ずつ散歩しているので、6時台なら1匹目、7時台なら2匹目、8時頃なら3匹目と長い時間歩いています。
私たちの散歩時間がまちまちでも、会うことができます。
おじさんと犬たちの散歩は、2時間くらいで、毎日、朝と晩に歩いているので、それだけも凄いのですが、その連れている犬が、ご近所さんの飼う犬だというのもビックリ。
おじさんは、かつて大型犬を飼っていたことがあるそうですが、今は歳をとったので新しい犬を迎えることは考えていないそうです。
そこで、隣の犬の散歩をしているそうです。
犬と一緒に走るおじさんの姿を遠くに見かけて「元気だなぁ。お歳はいくつなんだろう」と感心していたのですが・・・
聞いてビックリ、80過ぎているそうです。
どのエピソードも驚きの凄いおじさんです。
今朝は散歩コースの桜が咲いていて、たくさんの愛犬家が、花見をしながら散歩をしていました。
向こうからおじさんが2匹目?2巡目?で歩いてきました。
我が家の犬は、基本的に男の人には寄っていかないし、何だったら警戒するだけでなく、戦おうとする感じなのですが、このおじさんには尻尾をふって、自らそばに行きます。
「人間も犬もふれあいが大事だよ」と言うおじさんには、色んな犬が寄っていきます。
おじさんの周りにシュナウザーとミニチュアピンシャー、ジャックラッセルテリアとコーギーが次々に集まりました。
まるでペットショップかドックランのようです。
いつも、おじさんは、我が家の犬の首をマッサージしてくれて「ここが気持ちいいね」「あんたは目がきれいだね」と顔を見て声をかけてくれます。
愛犬は尻尾をふって、耳が下がって、目は笑っています(たぶん)。
私は、この凄いおじさんと愛犬のやりとりに元気をもらいます。