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珠玉の一作!ユニコーンオーバーロード序盤感想
伝説のオウガバトルを彷彿とさせるが、これは新しい!
個人的に期待大だった、ATLUS X ヴァニラウェアのユニコーンオーバーロードが発売されて、しばらく経ちました。私はゲーム進行が亀の歩みなので、クリアする人がちらほら散見される中、まだ12時間ほどしかプレイできていませんが、序盤の感想を書きたいと思います。
ジャンルはリアルタイムシミュレーションRPGでしょうかね。私はあまりやらないのですが、タワーディフェンスもこんなゲーム性なのかな、といった気がします。フィールドにユニットが配置されて、それを自由に動かして、接触すると戦闘が始まり、勝利条件を満たすとクリア!みたいな感じです。
戦闘はオートで、予め立てた指示に従って行動します。このあたりはファイナルファンタジー12のガンビットシステムに例える人も多いですね。
PCだとよくある感じですが、コンシューマーゲームだとめずらしい気がします。オールドゲーマーの私は、すぐに名作「伝説のオウガバトル」を思い出しました。プレイ感は似ていると思います。
でもゲームを進めていくと、奥深さが出てきました。これはシミュレーションとして、戦略を考える以外にも、あらゆる面で「深く思考する」楽しさがある新時代のゲームだと感じます。その辺りをレポートできればと思います。
ストーリーは超王道、だがそれが良い
RPGということで、ストーリー展開が気になる方もいるかと思いますが、今のところ超王道です。悪役に滅ぼされた国の王子が祖国を取り戻すために、反乱軍として戦を起こすという、いわばありふれた展開。でもプレイすると、あっという間にこのゲームの虜になりました。このゲームの肝はストーリーではありません。卓越したゲーム性にあると思います。もしかすると、どんでん返しがあるのかもしれませんが。
ユニットの運用が超重要
このゲームは、ファイアーエムブレムみたいに、たくさんの個性あるキャラクターが次々と登場してきます。その数50以上にも上るらしく、それだけでも圧倒されますね。キャラクターはどれも魅力的で、私がキャラデザが好みなこともあって、加入するごとにワクワクします。
そんなにたくさんのキャラクターがいて、リアルタイムじゃ操作しきれないんじゃない?みたいな方、特にこのジャンルが苦手な方はそう思われるんじゃないかと思うのですが、その心配は無用です。キャラクターでユニットと呼ばれる軍団を編成して、そのユニット単位で操作するので、そんなに慌ただしくはありません。
また、ユニットを出撃させるにもコストがかかり、各ステージの最序盤は出撃させられる数も限られます。(せいぜい3ユニット)なので、ステージの侵攻が進むごとに徐々に扱えるユニットが増えていくイメージです。この辺りは初心者にも優しい作りをしているなあ、と強く感じます。
で、このユニットの編成作業がめちゃくちゃ楽しいのです!この手のSRPGによくあるように、クラス同士に相性が設定されていて、例えば重装は魔法に弱い、といったようなやつですが、これらを踏まえながら、組み合わせを考えるだけで時間が溶けていきます。そのうち、ゲームをプレイしていない時間も、この編成を考えるようになってしまいました。
この編成の仕方次第で、戦闘結果が大きく変わるので、気が抜けません。また、ユニットのリーダーを誰にするかによって、他のユニットの戦闘に関与する支援効果を出せたりするので、その辺りも悩みどころです。例えば、アーチャーがリーダーなら、遠隔攻撃で攻撃を手助けできたり、クレリックがリーダーなら回復できたりなど、戦略の幅が広がります。
この考えることが楽しいゲームだなあ、とつくづく思います。
グラフィックは美麗のひとこと!ヴァニラウェア健在
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独特のアートワークもこのゲームの見所のひとつです。開発はビジュアルが美しいことで名を馳せる、ヴァニラウェア。その名に恥じることのないグラフィックは最早必見レベルです。この画像は、ゲーム進行にほとんど関係ない食事の場面ですが、そこでもこんなに美味しそうなグラフィックが贅沢に使われています。しかも、食べている過程の画像までご丁寧に用意されているので、圧巻です。こだわりがすごい。プレイしているとお腹が空いてきます。
もちろん食事のシーンだけでなく、イベント進行も美しいグラフィックで描かれるので、見所は満載です。
これからの展開に期待大!
というわけで、ユニコーンオーバーロードのファーストインプレッションを雑多に書き散らしてみました。本当は他にも紹介したいところだらけなのですが、またクリア後にでも感想を投稿しようと思っています。