【今週の気づき】日常とはなにか
スポーツジムのルネサンスが6月2日から営業再開しました。
僕はルネサンスのテニススクールに通っているのですが、
今週2カ月ぶりにレッスンを受けてきました。
やっぱりスポーツで汗を流すのは気持ちいいですね。
テニスコーチや同じレッスンを受ける人達とのコミュニケーションも楽しかったです。
「あ~日常がもどってきたなぁ」
なんて思いました。
しかし、そこで考えてしまいました。
「日常って何だろう?」と。
ということで、今回は「日常」について考えてみました。
日常とはなにか
テニススクールが再開することは「日常が戻ってきた」と感じました。
一方で、今の在宅勤務が可能な勤務形態から、
元の週5日で会社に出社するスタイルに戻った場合、
同じように「日常が戻ってきた」と思えるのか?
僕の答えは「日常が戻ってきたとは思えない」です。
両方とも同じように元に戻ったのに、一方は日常が戻ったと思い、もう一方は日常が戻ったと思えない。
この違いはなんでしょう。
テニススクールは自分が好きで、好きなタイミングを選んで通っているものです。
誰かに頼まれて行っているのもでもないし、行くのもやめるのも自由です。
行きたいから行っている。とてもシンプルです。
一方で会社はどうでしょう。
これまでは基本的には週5日で出社するか、辞めるかの2択だと思います。
それがコロナの影響で、仕事は会社でするものという思い込みを取っ払い、
会社で仕事をしてもいいし、家で仕事をしてもいいことになった。
AかBかの2択ではなく、その間のグラデーションが示されました。
もちろんこれまで通り、週5日出社するスタイルが合っている人もいれば、
週2日出社するスタイルが合っている人もいる。
大事なのは自分に合ったスタイルを選べるということ。
週2日だけ出社するスタイルが合っている人にとっては、もはやこれが日常であり、
週5日出社するスタイルは過去のものになっているわけです。
どちらの方が心地よいか。
どのスタイルを選べば無理なく続けられるのか。
個人として持続可能な日々、望んだ日々を選択できること。
これを日常と呼ぶのかもしれません。
コロナ後の世界
コロナによって変わったもの。
それは思い込みを取り払ったことだと思います。
「アフターコロナはどんな世の中になってるか」
なんて話もありますが、
僕の考えは、
世の中の全てが一方向に進むのではなく、
個人が自分に合った持続可能な日々(日常)を選択することで、
より多様性が高まっていく。
これがコロナ後の変化だと思っています。
働く場所だけでなく、会社と社員の関係性にも変化がありそうです。
コロナの影響で業績が悪化している企業は多いと思います。
会社も生き残るか、潰れるかの2択ではなく、
社員の勤務時間を8時間から6時間に減らす。
勤務日数を週5日から週2日にする。
(もちろんこれらは会社と従業員の利害が一致した場合)
このようなワークシェアリングも一気に広まるかもしれません。
そして社員も週2日はA社、他の2日はB社、1日は個人の仕事。
このような働き方、生き方の多様性も進む気がしています。
会社が社員の能力を独占(所有)せずに、他の会社とシェアする。
その人の能力を最大限に社会に活かすことを考えれば、この方が自然ですよね。
そんなことを考えていたら、先日このような記事を見ました。
アフターコロナはどんな世界になっているか。
これまでの思い込みを取り払って、
地球全体で限られたリソースを最大限に活かすことを考えたら、
コロナ後の世界が見えてくる気がしています。
このような「気づき」や「自分対話」のブログを書いています。
良かったらホームページも覗いて言ってください。
https://otani-makoto.net/
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