起業はツラいよ日記 #54
起業はツラい、本当にツラい。昨日面と向かって妻から「あなた経営者に向いてないよ」と言われた。その言葉はかなり効いた。凹んだ。そこで、「そんなことない!俺にもできる!」と反骨心、発奮できる人もいるのだろうがわたしはそこまでメンタルが強くない。泣きそうだった。パパなのに。子どももいるのに。
何度も休職したりして会社員を続けることが難しいから、別に向いているとも思えない起業をし無理やり経営者をやっているのだ。会社員も向いてないし、経営者も向いていない、そんなわたしは何をしていけば良いのだろう。本当に生きていくのは大変だ。
今日は、子どもを保育園に送って行ったあと、鬱々とした気分で自宅を出てバスに乗り、駅に向かって電車に乗って池袋駅に向かった。向かった先はハローワーク池袋だ。フルタイムの仕事をするのは難しいので、パートタイムジョブを中心に紹介していただいた。まさか自分がハローワークに行くとはと思ったけど、一体なにが「まさか」だったのか分からない。どれだけ自分はデキる人間だと思っていたのか恥ずかしくなる。自己肯定感を高く持てなんて言われるが、今はきっと無理だろう。
出版社だけ、専業で仕事を続けられれば最高だ。しかし、それは難しい。かなり厳しい。わたしにとって出版業は趣味ではない。仕事にしたいことなのだ。それを維持する為には、何だってやるしかない。そう、やるしかない。