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【雑誌紹介】月刊スピリッツ

雑誌が売れないと言われている昨今ですが、未だに多くの漫画誌が販売されていることはご存知でしょうか?漫画好きの皆さんには釈迦に説法かと思いますが、現在連載中の漫画も含め改めてご紹介していきたいと思います。

今回ご紹介するのは月刊スピリッツ(小学館)です。兄弟誌の週刊スピリッツでは話題の「九条の大罪」や「チ。ー地球の運動についてー」など話題作盛り沢山ですが、月刊スピリッツも負けておりません。

・おやすみカラスまたきてね。

この作品は、北海道の札幌で働くバーテンダーの十川(そがわ)と周囲にいる女性との関係性を描く物語。私が好きなポイントは、舞台が北海道であること。描かれる風景や情景が美しいということ。加えて、登場する女性たちが全員魅力的ということです。九重さんも、紅ちゃんも、白木さんも、長窪さんも、みーんな魅力的な女性です。

一方で十川は、その女性たちに翻弄されフワフワと浮ついた状態が続いてしまう、そんな男性。でも、いい奴です。

・こころのナース夜野さん

月刊スピリッツには職業を扱う漫画が多いのですが、精神科病院の看護師を主人公にした漫画ということでとても興味を持ちました。もちろん派手さはありませんが、患者さんは何に苦しんでいて、世界がどう見えているのかというのがありありと描かれていて、これを読んだ後には周囲の人への接し方が少し変わった気がしました。ドキドキしつつもホッとする、そんな夜野さん。

・処方箋上のアリア

こちらも医療現場を舞台にした漫画ですが、主人公の麻生葛(かずら)は薬剤師です。口は悪いが知識が豊富で洞察力に優れたキレ者で、パートナーである浜菱愛莉とともに患者の悩みを解決していきます。薬剤師の仕事は「ただ薬を渡すだけじゃない」ということがよく分かる漫画。

とまぁ、3つの漫画をご紹介しましたが、他にも博物館学芸員が主役の「へんなものみっけ!」や出版業界が舞台の「重版出来!」など仕事関係の漫画が盛り沢山です。あの仕事の裏側を知るには月刊スピリッツです!

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