I have a dream.集え生成AI作品。隔離先で盛り上がるために。

生成AI作品にタグがついてない、隠れている、こそこそしている、騙している、見分ける作業を強いられるのが苦痛である、というAIに反対する方々の怨嗟の声がXに渦巻いている。今はそういう状況である。さて。

ではどうして欲しいのか。タグがないと見分けが付かないと不満言う人賛同する人は割といるのに、では具体的にこういうタグで棲み分けようと呼びかけたり、それ以前にタグを考えている人、実例や意見をまとめてる人すら、どうもほぼいないようなのである。これはおかしい話じゃないですかね?

AI反対者のクレームが実って、多くの通販・ダウンロード販売・マネタイズサイトでは実際に隔離が制度として実現している。これはもう根付いてるし、俺はそれでいいやと思ってるんだが、Xでは今のところそうなっていない。であれば、個々の生成AIユーザーに何か言っても始まらず、要求を届けるべき相手はxの運営である。他のサイトでそうしたようにね。

俺たちのXという乗り合いバスに、手描き絵師専用席と生成AI使い専用席を分離したいなら、そのようにルール作りをしなくちゃいけない。イーロンならいいと思えば割と独断でスパっと導入してくれるかもよ。まず請求先が間違っている、というのが一点。

で、現状で強制隔離を実現するルールはない、というのは認識する必要はあると思う。つまり、隔離を進めたいなら、生成AI利用者側の同意と協力が必要なのだ。いずれ強制したいにしても、いきなりイーロンに請願しても通すの難しいと思うんだよね。そのためのステップとして、まず双方同意協力の下の隔離(まあ、棲み分け、と表現すべきか?)が、完全全員参加は無理でもひとまず十分な規模でうまく行くことくらいは示したほうがいいんじゃないかな。イーロンにとっちゃ生成AI利用者も反対者も等しくお客さんなのだから。

で、俺は協力してもいいと思ってる。少し前まで反対してたけど、今となっては、別に分離主義でかまわないと。ただ、棲み分けをするにはまず棲み分け方のモデルくらいは必要だと思うんですよ

どこの誰がどんな意図で呼びかけてどんなタグを付けて欲しいのかも分からないこの状態で、隔離される側から自発的に隔離されてやるってのはさすがにかなり無理があるというのはご理解いただけると思うのよ。さすがに誰か音頭を取ってどこへ隔離したいのかゲットーへの道案内くらいはしていただきたいのね本当は。でもまあ、そういうことやってる人がいないのでひとまず俺が考えてみる。

パッとやって分かるのは、#生成AI だと、生成AI作品以外の関係ない投稿が(それこそまあAIに批判的なテキスト投稿での議論も含めて)大量に混じるってこと。これでは生成AI出力画像のタグとしては機能しない。というかそちら側も困るでしょ、情報収集したいのに画像ばっか引っかかっても。

なので、僕としては例えば「#集え生成AI作品」とかどうかなと提案します。そりゃね、ネガティブなタグに人が協力するわけないからね? このタグで生成AI趣味者が情報共有して楽しめるようになるのでなければ定着するわけないし、それが棲み分けタグとしての理想。なんかVIP板みたいだけど、あれはよい命名ではあったと思うんだよね。

生成AIに関して、僕には夢がある。手描き同人とは別に、始めたいんだよな、ストーリー付きエロCG集を例えばperftile.aiとかで。

今この状況、生成AI疑惑で叩かれてる人のケースを見てると、多分、やってる人間が同じだと売り場を分けていても手描き側にやってきて攻撃する方がいらっしゃると思うんだよね。「お前はAI使ってたから手描き同人やるな」とか「手描き作品で使ってない証明をしろ」とかやる人が現れるでしょ。そちら側の告発者の良識を正直僕はそんなに信用できないのだ。そういう感じで、某VTuberさんのように軸足がっつりAI使用側に置くと決めるのじゃないかぎり手を出せないのが現状ではないかな。これが大きな障壁になって創作をがんがんやりたい人に普及が進んでない側面があると考えていて、そこがもどかしいのだ(そして、にもかかわらずなおたまにバズる作品が出るポテンシャルはすごいなとも思う)。

だから、まず棲み分けが当たり前になって欲しい。そっちはそっちこっちはこっち、別に混ぜる必要が最初からなく、スティグマを負わされるようなものではなくなって欲しい。まあ最初は貧しいゲットーかもしれないが、そこで堂々とやれるならそれで上等、俺たちは元々銀色カーテンの向こうの狭くて小さい隔離売り場から身を立てたはずだ。もう一度やればいいだけだからね。

このような、生成AI肯定派にとってもやりにくい状況を打破するために、僕は隔離にも同意するし、協力もする。今のところそんなことを考えています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?