読書メモ『感じて、ゆるす仏教』
最近、東洋思想というか禅に関する本を何冊か続けて読んでいて、いま読み直している『感じて、ゆるす仏教』に、「面白いな」となんとなく思っていた批評家・東浩紀さんの記事がリンクしたので、忘れないうちにメモっておく。
この本は、禅僧・藤田一照と著述家・魚川祐二の「感じて、ゆるす」仏教を巡る対談をもとに構成されている。
藤田さんというのはけっこう変わった経歴を持つ禅僧で、灘高から東大に進学、ある日、東洋医学を学ぶ途中で偶然出会った座禅に心惹かれて、そのままお坊さんになってしまったとい